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渡された言葉ーわたしの編集手帖から 井上一夫(著/文) - 本の泉社
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渡された言葉ーわたしの編集手帖から (ワタサレタコトバ ワタシノヘンシュウテチョウカラ)

文芸
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発行:本の泉社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ13mm
重さ 260g
224ページ
定価 1,364円+税
ISBN
978-4-7807-1829-4   COPY
ISBN 13
9784780718294   COPY
ISBN 10h
4-7807-1829-5   COPY
ISBN 10
4780718295   COPY
出版者記号
7807   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年10月20日
書店発売日
登録日
2021年9月11日
最終更新日
2021年10月13日
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書評掲載情報

2021-12-11 朝日新聞  朝刊
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紹介

「わたしは出版社=岩波書店に在職すること40年、幸いにして多くの魅力的な方々と接する機会を得ました。そして、本づくりの場をともにするなかで、数多くの印象的な言葉を聞きます。……ときにさりげない示唆であったり、ふとしたつぶやきだったりしました。だからこそ、思わずハッとさせられ、自分なりに気づきがあったのです」(「まえがき」より)。
大ベストセラーとなった永六輔『大往生』をはじめ、井波律子『三国志演義』、阿久悠『書き下ろし歌謡曲』、鈴木敏夫『仕事道楽』、高畑勲『漫画映画の志』、山藤章二『似顔絵』など、数々の話題作を手がけた編集者が、本づくりの場で聞き取った言葉をテーマに、交流の日々をエピソード豊かに描き出す。臨場感あふれる筆致のなかに、人と時代の熱気が浮かび上がる連作エッセイ。

目次


「ここまで調べたけれどわからない」[青木和夫]
「〈友だち〉ではなく〈友人〉だった」[田中琢・佐原真]

「みんなが反対すれば止めさせられる」[阿波根昌鴻]
「『大往生』はラジオ本なのだ」[永六輔]
「工夫すべきことは果てがない」[六代目嵐芳三郎]
「見えない飢餓にボールをぶつける」[阿久悠]
「裏日本独立論はありえない」[古厩忠夫]
「〈越境〉する旅人の歌を追って」[姜信子]
「どの人の声もその人にしかない響きがある」(関屋晋)
「写楽が大先輩」[山藤章二]
「打ち合わせと称する酒席を重ねて」[矢野誠一]

「雑談のなかから作品は生まれる」[鈴木敏夫]
「勉強は楽しんでやるものだ」[井波律子]
「おどおどしながら、退かず」[小室等]
「だあれがいくさだなんてすもだば」[伊奈かっぺい]

寧楽の逸民 ― 田中琢さんの身の処し方
わびあいの里 ― 阿波根昌鴻さんの生活と思想
『漫画映画の志』のこと ― 高畑勲さん追悼
『君が戦争を欲しないならば』― 高畑勲さんのブックレットを読む
「伝える」ことを「伝わる」かたちに ― 永六輔さんの語りをめぐって

著者プロフィール

井上一夫  (イノウエカズオ)  (著/文

1948年、福井県に生まれ、新潟県・富山県で育つ。1973年、岩波書店入社。長く編集に携わり、同社取締役(営業担当)をへて2013年退任。著書『伝える人、永六輔 『大往生』の日々』(集英社、2019年)。

上記内容は本書刊行時のものです。