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他者論的転回 磯前 順一(編集) - ナカニシヤ出版
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他者論的転回 (タシャロンテキテンカイ) 宗教と公共空間 (シュウキョウトコウキョウクウカン)

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A5判
408ページ
定価 3,800円+税
ISBN
978-4-7795-1038-0   COPY
ISBN 13
9784779510380   COPY
ISBN 10h
4-7795-1038-4   COPY
ISBN 10
4779510384   COPY
出版者記号
7795   COPY
Cコード
C3014  
3:専門 0:単行本 14:宗教
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年2月26日
最終更新日
2016年2月28日
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目次

 はじめに
   他者論的転回(磯前順一)

 序 章 複数性の森にこだまする神々の声
       天皇・国民・賤民について(磯前順一)

第Ⅰ部 排除する公共性

 第一章 植民地朝鮮の神社に祀られなかった神々
       宗教的な法的秩序の内と外(青野正明)

 第二章 神国と排除
       日本中世から考える(片岡耕平)

 第三章 祀られざる神の行方
       神話化する現代日本(磯前順一)

第Ⅱ部 法的なものと排除
 
 第四章 フランスにおける「承認のライシテ」とその両義性
       ムスリムの声は聞こえているか(伊達聖伸)

 第五章 宗教、自由と公共性
       靖国参拝違憲訴訟を考える(鍾以江)

 第六章 公共性と犠牲
       十字架の神学を手掛かりに(宮本新)

第Ⅲ部 排除される者たちの公共性

 第七章 福島原発災害への仏教の関わり
       公共的な機能の再発見の試み(島薗進)

 第八章 「臨床宗教師」の誕生
       公共空間における宗教者のあり方(鈴木岩弓)

 第九章 〈ラルシュ〉で生きる『人間の条件』
       ヴァニエ、アレント、クリステヴァ――異邦人は招く(寺戸淳子)

 終 章 國體・主権・公共圏
       公共性の(不)可能性について(川村覚文)

 おわりに(川村覚文)

著者プロフィール

磯前 順一  (イソマエ ジュンイチ)  (編集

国際日本文化研究センター教授。東京大学博士(文学)。専攻は宗教・歴史研究。主な著書に、『死者のざわめき――被災地信仰論』(河出書房新社、2015年)、『閾の思考――他者・外部性・故郷』(法政大学出版局、2013年)など。

川村 覚文  (カワムラ サトフミ)  (編集

東京大学共生のための国際哲学研究センター上廣特任助教。オーストラリア国立大学博士。専攻は近代日本思想史、文化理論。『ポスト代表制の政治学』(分担執筆、ナカニシヤ出版、2015年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。