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出版者情報
ケアの始まる場所
哲学・倫理学・社会学・教育学からの11章
発行:ナカニシヤ
縦210mm
237ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2015年2月
- 登録日
- 2016年9月5日
- 最終更新日
- 2016年9月5日
紹介
臨床的ケアロジーのフロンティア。既存の学野を横断するケア学の構築に向けた、気鋭の研究者達による現場性・臨床性・当事者性を追求した実践的研究の成果。
目次
第1部 かかわりあう(コミュニケーションとしてのケア
内発的義務論における経験の直接性と"場"
"持っている"ナルシシズムと"成就する"ナルシシズム
妊娠の身体性-フェミニスト現象学の観点から代理出産を考える)
第2部 つながる("リベラリズムの生殖論"から"ケア倫理の生殖論"へ-生殖と男性の関係から考えるケア問題
「教育」と「ケア」をめぐる相克-「幼保‐元化」の検討から
関係性としてのケア-「共」の結びつきと「じか」の関係構築)
第3部 いたむ(死者とケア-ケアにおいて存在しうる死者
「リスク」という物語に馴化させられる社会
"核災"と"いのち"の選別
ケアの思想と臨床知をつなぐ-自己へのケア/記憶のケアへ)
上記内容は本書刊行時のものです。