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小児保健衛生 山本 勇(監修) - 北樹出版
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小児保健衛生 (ショウニホケンエイセイ) 保育・教育における保健衛生の基礎と実践 (ホイクキョウイクニオケルホケンエイセイノキソトジッセン)

医学
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発行:北樹出版
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ10mm
重さ 270g
112ページ
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-7793-0675-4   COPY
ISBN 13
9784779306754   COPY
ISBN 10h
4-7793-0675-2   COPY
ISBN 10
4779306752   COPY
出版者記号
7793   COPY
Cコード
C3047  
3:専門 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年3月31日
書店発売日
登録日
2022年3月11日
最終更新日
2022年3月19日
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紹介

「保育所保育指針」等の記述に基づき、小児保健衛生に関して保育・教育現場で必須となる基礎知識を解説するテキスト。専門性の高さは保ちつつ内容を選りすぐり、初学者にもわかり易く記述。新型コロナウイルス感染症等への対応や、医療的ケア児等を含む多様な保育等、現代の課題にもふれる。学習の成果を確認するために、章末・巻末に個人およびグループで取り組む課題を設定し、巻末課題には解答・解説を付した。(巻末解答用紙付)

目次

第1講 ガイダンス
 第1節 「小児保健衛生」の内容
 第2節 「小児保健衛生」の目標
 第3節 本書の特色

第2講 「保育所保育指針」と子どもの保健
 第1節 「保育所保育に関する基本原則」と子どもの保健
 第2節 「保育の計画および評価」と子どもの保健
  1 指導計画の作成
  2 「養護」と子どもの保健
  3 「保育の内容」および「保育の実施と配慮事項」ならびに「保育の実施に関して留意すべき事項」と子どもの保健
  4 「健康及び安全」と子どもの保健
  5 「子育て支援」と子どもの保健
  6 「幼児教育を行う施設として共有すべき事項」と子どもの保健


第3講 個別および集団の保育における子どもの健康と安全の管理
 第1節 日常の保育における保健活動
  1 個の健康と集団の保健
  2 健康診断の実施
  3 感染症の集団発生予防
  4 個別的な配慮を必要とする子どもへの対応
  5 服薬援助の留意点
 第2節 日常の保育における事故予防・安全教育
  1 事故予防に対する取り組み
  2 安全管理
  3 安全教育


第4講 保育における子どもの健康管理に対する実施体制
 第1節 組織的取り組みの重要性
 第2節 子どもの健康管理にかかわる職員の職務分担
 第3節 感染症の予防対策体制と安全に対する組織体制


第5節 保育環境の整備と保健
 第1節 子どもの健康に影響を与える環境要因
  1 家庭環境
  2 保育所・幼稚園環境と地域環境
   (1)人的環境の重要性
   (2)友だち
   (3)低年齢児の保育環境
   (4)遊び場の確保
   (5)家庭や各専門機関との連携
  3 社会的環境
   (1)メディア・ネット社会
   (2)消費社会
  4 自然環境
   (1)空気
   (2)気温、湿度、気流
   (3)日光
   (4)公害
   (5)下水の処理
   (6)廃棄物処理
 第2節 保育所における環境整備
  1 温度・湿度・気流
  2 換気
  3 採光と照明
  4 保育室内等の注意点
   (1)事故予防
   (2)火災対策
   (3)騒音対策
   (4)薬品管理
  5 園庭や室外の遊び場の環境
   (1)事故予防
   (2)病気の予防
   (3)不審者対応


第6講 保育現場における衛生管理
 第1節 日常の保育での衛生管理
  1 清潔・清掃
  2 動物の糞害、害虫やネズミ等への対処
  3 子どもへの衛生教育
  4 職員の衛生管理
 第2節 食虫毒・感染症発生時の衛生管理
  1 食中毒発生時の対応
  2 感染症発生時の対応


第7講 保育における子どもの事故と予防
 第1節 子どもの事故の現状と特徴
  1 子どもの事故の現状
  2 子どもの事故の特徴
  3 保育所内外での事故の種類
 第2節 子どもの事故予防と安全教育
  1 事故予防のための安全管理
   (1)保育環境の整備
   (2)子どもへの対応
  2 具体的な事故予防対策
   (1)窒息予防対策
   (2)溺死予防対策
   (3)交通事故予防対策
   (4)災害時対策
  3 子どもに対する安全教育
   (1)1~2歳頃の安全教育
   (2)3歳以降の安全教育
   (3)保育所等で行う安全教育


第8講 保育における救急処置
 第1節 救急処置
  1 事故や救急措置に対する心構え
   (1)救急処置の目的
   (2)救急処理を行うときの注意事項
   (3)日頃の心構え
  2 救急処置の実際
   (1)外傷
   (2)出血
   (3)頭部打撲
   (4)熱傷(やけど)
   (5)異物による事故
   (6)誤飲
   (7)ねんざ・脱臼・骨折
   (8)熱中症
   (9)溺水
  3 救急蘇生法
 第2節 事故や災害等による心身への影響
  1 心的外傷ストレス障害(PTSD)
  2 心の問題への対応


第9講 子どもの精神機能の発達と保健
 第1節 精神保健の意義と目的
 第2節 精神の健康に影響する要因
  1 基本的欲求
  2 適応・不適応と欲求不満
  3 適応機制(防御機能)


第10講 保育における保健計画の作成と活用
 第1節 保健計画の意義
 第2節 保健計画作成の手順と活用方法と健康教育


第11講 保育における保健活動の記録と自己評価
 第1節 保健活動の記録
 第2節 保健活動の自己評価
  1 「保健目標・保健計画」の評価
  2 「健康管理・保健衛生」の評価
  3 「健康教育」の評価


第12講 ほけんだよりの計画
 第1節 保育におけるほけんだよりの役割
 第2節 ほけんだよりの計画(ワーク)
  1 事例を検討する
  2 保育所保育指針との関連を調べる
  3 全体的な計画との関連性を確認する
  4 子どもの発達段階との対応を考える
  5 さらに必要な準備について検討する
  6 作成のための役割分担を決定する


第13講 ほけんだよりの作成
 第1節 ほけんだよりの対象年齢やテーマ等の設定
 第2節 ほけんだよりの全体構成


第14講 ほけんだよりの発表および省察
 第1節 ほけんだよりの発表
 第2節 ほけんだよりの内容および発表の省察
  1 自身の発表についての成果と課題
  2 他者の発表についての成果と課題


学習成果の確認
あとがき
学習成果の確認(解答・解説)
章末課題解答用紙

著者プロフィール

山本 勇  (ヤマモト イサム)  (監修

山本 勇(やまもと・いさむ)
大阪大学医学部医学科卒業。医学博士(大阪大学)。医師。国立大学法人大阪大学大学院薬学研究科准教授、国立大学法人東京外国語大学保健管理センター所長等を経て、淑徳大学総合福祉学部特任教授、他。主な著書に、『新しいDNAチップの科学と応用』(共著、講談社サイエンティフィク)、『最新医学 別冊 脂質異常症(高脂血症)代謝1』(共著、最新医学社)、『骨粗鬆症治療と服薬指導の実践』(共著、先端医学社)、『子どもの保健』(監修、北樹出版)、『実践にかかわる専門職と学び考える障害児保育・教育』(監修、北樹出版)など。

山本 智子  (ヤマモト トモコ)  (著/文

山本 智子(やまもと・ともこ)
白梅学園大学大学院子ども学研究科子ども学専攻博士課程修了。博士(子ども学)。国立音楽大学音楽学部音楽文化教育学科准教授。主な著書に、『実践にかかわる専門職と学び考える障害児保育・教育』(北樹出版)、『音楽キャリア発達支援』(北樹出版)、『子どもの保健』(北樹出版)、『乳児保育の基礎と実践』(共編著、大学図書出版)、『教師と学生が知っておくべき特別支援教育』(共著、北樹出版)、『はじめて学ぶ知的障害児の理解と指導』(共著、大学図書出版)など。

上記内容は本書刊行時のものです。