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実践にかかわる専門職と学び考える 障害児保育・教育 山本 勇(監修) - 北樹出版
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実践にかかわる専門職と学び考える 障害児保育・教育 (ジッセンニカカワルセンモンショクトマナビカンガエル ショウガイジホイクキョウイク)

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発行:北樹出版
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ13mm
重さ 350g
152ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7793-0674-7   COPY
ISBN 13
9784779306747   COPY
ISBN 10h
4-7793-0674-4   COPY
ISBN 10
4779306744   COPY
出版者記号
7793   COPY
Cコード
C3037  
3:専門 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年2月25日
書店発売日
登録日
2021年12月24日
最終更新日
2022年1月8日
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紹介

障害児の保育・教育に関する基礎的テキスト。理念および歴史、障害種ごとの基礎知識と配慮事項、保育課程・指導計画の作成や実際の支援方法、家庭および関係機関との連携について解説。さらに、障害児保育にかかわる施設のうち保育所、児童発達支援センター、訪問看護施設の現場の視点から、障害のある子どもの保育に関する現状と課題をまとめる。コラムでは、新型コロナウイルス感染症が発生した2020年以降の、保育所、児童発達支援センター、訪問看護施設での実際の予防対策の取り組みについても取り上げる。

目次

目 次

第1章 障害のある子どもの保育を支える理念
 第1節 「障害」にかかわる概念と障害がある子どもの保育にかかわる歴史的変遷
  1 「障害」にかかわる概念 
  (1)活動・参加  
  (2)共生社会・インクルージョン(インクルーシブ保育・教育)
  2 障害のある子どもの保育の歴史的変遷
  (1)視覚・聴覚・言語障害 
  (2)肢体不自由  
  (3)知的障害 
  (4)病弱・身体虚弱  
  (5)重複障害  
  3 障害のある子どもの保育・教育にかかわる制
  (1)児童福祉法と関連する制度
  (2)障害のある子どもの通所・入所施設における援助
  (3)障害種別に応じて利用できる施設
  (4)保育所における保育 
 第2節 障害のある子どもの保育の基本
  1 子どもの権利条約  
  2 保育所保育方針 
  3 児童福祉法
  4 新型コロナウイルス感染症対策と保育・教育

第2章 障害の理解と保育における発達の援助
 第1節 視覚障害のある子どもの理解と援助
  1 視覚障害の理解  
  2 視覚障害のある子どもの理解と援助
  (1)視覚障害のある子ども全般にかかわる理解と援助
  (2)視覚障害の分類に基づいた行動等の特徴にかかわる理解
 第2節 聴覚障害のある子どもの理解と援助
  1 聴覚障害の理解  
  2 聴覚障害のある子どもの理解と援助
  (1)聴覚障害のある子ども全般にかかわる理解と援助
  (2)手話・指文字  
  (3)補聴器および人工内耳 
 第3節 言語障害のある子どもの理解と援助
  1 言語障害の理解  
  2 言語障害のある子どもの理解と援助
  (1)言語障害のある子ども全般にかかわる理解と援助
  (2)言語障害の分類ごとの理解と援助
 第4節 知的障害のある子どもの理解と援助
  1 知的障害の理解  
  2 知的障害のある子どもの理解と援助
  (1)知的障害のある子ども全般にかかわる理解と援助
  (2)知的障害の障害特性に応じた理解と援助
 第5節 肢体不自由のある子どもの理解と援助
  1 肢体不自由の理解  
  2 肢体不自由のある子どもの理解と援助
 第6節 病弱・身体虚弱および重複障害のある子どもの理解と援助
  1 病弱・身体虚弱の理解
  2 病弱・身体虚弱のある子どもの理解と援助
  3 重複障害の理解  
  4 重複障害のある子どもの理解と援助
 第7節 発達障害のある子どもの理解と援助
  1 発達障害の理解  
  (1)定義  
  (2)発達検査 
  (3)障害の分類別特性
  2 発達障害の分類に基づいた子どもの理解と援助
  (1)自閉症スペクトラム障害(自閉スペクトラム症
  (2)注意欠陥(欠如)/多動性障害
  (3)学習障害(限局性学習症)
  第8節 情緒障害のある子どもの理解と援助
  1 情緒障害の理解
  2 情緒障害のある子どもの理解と援助

第3章 障害のある子どもの保育の実際
 第1節 保育課程に基づく指導計画の作成と展開および評価
  1 保育課程(全体的な計画
  2 指導計画の作成と展開および評価
  (1)保育所保育指針
  (2)障害者基本計画
 第2節 個々の発達を促す生活や遊びを通した支援方法
  1 障害種ごとの配慮事項
  2 身体能力にかかわる発達支援
  3 言語障害にかかわる発達支援
  4 コミュニケーション能力にかかわる発達支援
  5 その他の発達支援  
 第3節 子ども同士のかかわりと育ち合い
 第4節 職員間の協働

第4章 家庭および関係機関との連携
 第1節 保護者や家庭との連携
 第2節 地域の専門機関等との連携
  1 地域との連携にかかわる保育・教育の役割
  2 主に保健医療にかかわる連携
  3 主に教育にかかわる連携
 第3節 小学校等との連携
  1 保小連携
  2 小学校への就学にかかわる援助
  (1)就学時の健康診断 
  (2)就学指導
  (3)特別支援学級・通級による指導
  (4)特別支援学校 

第5章 障害のある子どもの保育にかかわる現状と課題
 第1節 保育所
  1 「保育所保育指針」を基本とした保育所の考え方
  2 保育所が受け入れている障害のある子どもの受け入れの実態
  (1)保育所における「気になる子ども」の受け入れ
  (2)保育所における「障害児」の受け入れ
  3 保育所の受け入れの実際
  (1)保育所の概要  
  (2)障害をもつ子どもの受け入れマニュアルの作成
  (3)個別の指導計画の作成
  (4)障害児保育教育対象児童等加配区分認定
  4 受け入れの実際 
  (1)E の入園から現在までの発達と対応
  (2)H の入園と保育の様子 
  5 保育所における問題と課題
  (1)異なる課題に対する個別指導の必要性
  (2)保護者の障害受容の難しさ
  (3)すべての子どもを大切に育てるために
コラム 保育の現場から① コロナとの戦い
 第2節 児童発達支援センター
  1 児童発達支援センターの定義
  2 A 施設の概要について 
  (1)異なる課題に対する個別指導の必要性
  (2)保護者の障害受容の難しさ 
  (3)すべての子どもを大切に育てるために
  3  A 施設での保育の実際
  (1)保育の形態  
  (2)障害の特性に応じた保育における発達支援
  (3)保育における発達支援のための他職種との連携
  (4)ケースカンファレンスと他職種連携について
  (5)家族支援について  
  (6)A 施設における公認心理師の役割
コラム 保育の現場から② 児童発達支援センターにおける感染予防の取り組み 
 第3節 訪問看護施設
  1 訪問看護システム  
  (1)訪問看護制度の経緯  
  (2)訪問看護サービスの内容
  (3)医療保険制度における訪問看護サービスの流れ
  2 訪問看護の活動状況
  (1)訪問看護師の1 日の紹介
  (2)障害のある子どもの訪問看護の実際
  (3)訪問看護施設における保育士等の役割
  (4)訪問看護施設における障害のある子どもにかかわる保育士の連携・協働
コラム 保育の現場から③ 訪問看護の現場から

索 引
巻末解答用紙

著者プロフィール

山本 勇  (ヤマモト イサム)  (監修

大阪大学医学部医学科卒業。医学博士(大阪大学)。医師。国立大学法人大阪大学大学院薬学研究科准教授、国立大学法人東京外国語大学保健管理センター所長等を経て、淑徳大学総合福祉学部特任教授、他。主な著書に、『新しいDNAチップの科学と応用』(共著、講談社サイエンティフィク)、『最新医学 別冊 脂質異常症(高脂血症)代謝1』(共著、最新医学社)、『骨粗鬆症治療と服薬指導の実践』(共著、先端医学社)、『子どもの保健』(監修、北樹出版)、『小児保健衛生』(監修、北樹出版(近刊))など。

山本 智子  (ヤマモト トモコ)  (著/文 | 編集

白梅学園大学大学院子ども学研究科子ども学専攻博士課程修了。博士(子ども学)。国立音楽大学音楽学部音楽文化教育学科准教授。主な著書に、『小児保健衛生』(編著、北樹出版(近刊))、『音楽キャリア発達支援』(北樹出版)、『子どもの保健』(北樹出版)、『乳児保育の基礎と実践』(共編著、大学図書出版)、『教師と学生が知っておくべき特別支援教育』(共著、北樹出版)、『はじめて学ぶ知的障害児の理解と指導』(共著、大学図書出版)など。

吉濱 優子  (ヨシハマユウコ)  (著/文

東京福祉大学社会福祉学研究科児童学専攻修士課程修了。修士(児童学)。 聖ヶ丘教育福祉専門学校実習部長、横浜保育福祉専門学校教務部次長、新渡戸文化短期大学こども学科准教授を経て、社会福祉法人白梅福祉会白梅いずみ保育園園長。その他、鎌倉女子大学、近畿大学非常勤講師。清和大学短期大学部講師。

上安 涼子  (カミヤスリョウコ)  (著/文

大阪大学人間科学部人間科学科卒業。大阪市立大学大学院生活科学研究科生活科学専攻前期博士課程修了。修士(学術)。公認心理師、臨床心理士。社会福祉法人三ヶ山学園子どもデイケアいずみ発達相談員、国立大学法人和歌山大学保健センターカウンセラー。

白石 恵子  (シライシケイコ)  (著/文

川口市立高等看護学院卒業、現川口市立医療センター看護師として7年勤務。1994年6月、公益社団法人埼玉県看護協会川口訪問看護ステーションに入職し、訪問看護として勤務。1996年7月、同上鳩ケ谷訪問看護ステーションへ異動。2000年1月より管理者。その他、埼玉医科大学看護学部「小児・障害児の看護」、埼玉県立大看護学部「事例から学ぶ 小児・難病編」、人間総合科学大学「在宅看護」特別講師、埼玉県看護協会「子供の療育者への看護」等で講師を務める。

上記内容は本書刊行時のものです。