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ふれる社会学 ケイン 樹里安(著/文 | 編集) - 北樹出版
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ふれる社会学

発行:北樹出版
A5判
200ページ
定価 1,800円+税
ISBN
9784779306181
Cコード
C3036
専門 単行本 社会
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2019年9月6日
最終更新日
2019年10月18日
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紹介

わたしたちをとらえて離さない社会。メディア、家族、労働、余暇、ジェンダー、セクシュアリティ、差別、人種等の視点から、身近な、そしてエッジのきいた14のテーマを読み解くことを通して、社会の大きな仕組みにふれる。また、執筆者と研究との出会いを記したコラム「研究のコトハジメ」や、初学者読者応援ページ「コトハジメるコツ!」では、大学での学びのお役立ち情報を掲載し、より深い学びをサポート。 
【主要目次】
第1章 スマホにふれる(ケイン樹里安)
   (スマホ片手に何をする? いま・ここ・なんとなく ふれさせられている? スマホで社会に触れる 等)
第2章 飯テロにふれる(菊池哲彦)
   (飯テロが浮かび上がらせる社会のかたち 共食と孤食 孤食の時代と飯テロが開く共同性 等)
第3章 就活にふれる(上原健太郎)
   (「就活やねん」 就活世界を形づくるモノ・人 自己の発見・演出・修正 等)
第4章 労働にふれる(上原健太郎)
   (頭を下げ続ける社会 サービス産業化社会 感情を管理する 賃金による帳尻合わせ? やりがいの搾取 等)
第5章 観光にふれる(八木寛之)
   (地域イメージと「観光のまなざし」 「ディープな大阪」という地域イメージをめぐって 等)
第6章 スニーカーにふれる(有國明弘)
   (「コートの中」から「ストリート」へ 「黒い」スパイダーマンと「エア・ジョーダン」 スニーカーが反映するストリートの人々の価値観 AJやラップは「黒人」だけのものなのか? 等)
第7章 よさこいにふれる(ケイン樹里安)
   (踊り子の「学習」 文化の経路 どこの/誰の文化? 調整と組み上げ 等)
第8章 身体にふれる(喜多満里花)
   (身体について考える 「理想」という規範 抵抗の場としての身体 等)
第9章 レインボーにふれる(中村香住)
   (レインボー、「LGBT」、「ダイバーシティ」の普及? さまざまなセクシュアル・マイノリティの運動の歴史 フェミニズムの歴史 等)
第10章 「外国につながる子ども」にふれる(金南咲季)
   (学校に広がるエスノスケープ みえなくする/みえなくなる 「コンタクト・ゾーン」としての学校の可能性 等)
第11章 ハーフにふれる(ケイン樹里安)
   (帰属の政治と人種化 技芸と折衝 交差性を抱えて 等) 
第12章 差別感情にふれる(栢木清吾)
   (看板の向こう側への想像力 反-反日感情が見ない現実 自己感情の自己点検 等)
第13章 「障害」にふれる(佐々木洋子)
   (障害とはなにか 家族と障害 「障害のまわり」について考えること 等)
第14章 「魂」にふれる(稲津秀樹)
   (「魂」にふれる 儀礼が可視化する「魂」 権力に晒される「魂」 社会構想における「魂」 等)
第15章 100年前の社会学にふれる(ケイン樹里安・上原健太郎)
   (社会を構成し、変えていく 社会と個人の循環 等)
◇ コトハジメるコツ!

目次

はじめに

第1章 スマホにふれる(ケイン樹里安)
   第1節 スマホ片手に何をする?
   第2節 いま・ここ・なんとなく
   第3節 触れさせられている?
   第4節 生(ライフ)に触れる
   第5節 スマホで社会に触れる
   ◆ 研究のコトハジメ

第2章 飯テロにふれる(菊池哲彦)
   第1節 飯テロが浮かび上がらせる社会のかたち
   第2節 共食と孤食
   第3節 飯テロと孤食
   第4節 孤食の時代と飯テロが開く共同性
   ◆ 研究のコトハジメ

第3章 就活にふれる(上原健太郎)
   第1章 「就活やねん」
   第2節 就活世界を形づくるモノ・人
   第3節 自己の発見・演出・修正
   第4節 就活世界をどのようにとらえるか
   ◆ 研究のコトハジメ

第4章 労働にふれる(上原健太郎)
   第1節 頭を下げ続ける社会
   第2節 サービス産業化社会
   第3節 感情を管理する
   第4節 賃金による帳尻合わせ?
   第5節 やりがいの搾取
   第6節 労働にふれるとは?
   ◆ 研究のコトハジメ

第5章 観光にふれる(八木寛之)
   第1節 地域イメージと「観光のまなざし」
   第2節 「観光まちづくり」の興隆とそのジレンマ
   第3節 「ディープな大阪」という地域イメージをめぐって
   ◆ 研究のコトハジメ

第6章 スニーカーにふれる(有國明弘)
   第1節 「コートの中」から「ストリート」へ
   第2節 「黒い」スパイダーマンと「エア・ジョーダン」
   第3節 スニーカーが反映するストリートの人々の価値観
   第4節 AJやラップは「黒人」だけのものなのか?
   第5節 スニーカーの「経路」から社会にふれてみる
   ◆ 研究のコトハジメ

第7章 よさこいにふれる(ケイン樹里安)
   第1節 無我夢中
   第2節 踊り子の「学習」
   第3節 文化の経路
   第4節 どこの/誰の文化?
   第5節 調整と組み上げ
   ◆ 研究のコトハジメ

第8章 身体にふれる(喜多満里花)
   第1節 身体について考える
   第2節 「理想」という規範
   第3節 抵抗の場としての身体
   第4節 私のまなざし
   ◆ 研究のコトハジメ

第9章 レインボーにふれる(中村香住)
   第1節 レインボー、「LGBT」、「ダイバーシティ」の普及?
   第2節 さまざまなセクシュアル・マイノリティ
   第3節 セクシュアル・マイノリティの運動の歴史
   第4節 フェミニズムの歴史
   第5節 「LGBTブーム」を超えて
   ◆ 研究コトハジメ

第10章 「外国につながる子ども」にふれる(金南咲季)
   第1節 はじめに
   第2節 学校に広がるエスノスケープ
   第3節 みえなくする/みえなくなる
   第4節 「コンタクト・ゾーン」としての学校の可能性
   第5節 おわりに
   ◆ 研究コトハジメ

第11章 ハーフにふれる(ケイン樹里安)
   第1節 「ハーフ」の顔
   第2節 帰属の政治と人種化
   第3節 技芸と折衝
   第4節 交差性を抱えて
   ◆ 研究のコトハジメ

第12章 差別感情にふれる(栢木清吾)
   第1節 看板の向こう側への想像力
   第2節 反-反日感情が見ない現実
   第3節 自己感情の自己点検
   ◆ 研究のコトハジメ

第13章 「障害」にふれる(佐々木洋子)
   第1節 はじめに
   第2節 障害とはなにか
   第3節 家族と障害
   第4節 「障害のまわり」について考えること
   ◆ 研究のコトハジメ

第14章 「魂」にふれる(稲津秀樹)
   第1節 「魂」にふれる
   第2節 「魂」への気づき
   第3節 儀礼が可視化する「魂」
   第4節 権力に晒される「魂」
   第5節 社会構想における「魂」
   ◆ 研究コトハジメ
第15章 100年前の社会学にふれる(ケイン樹里安・上原健太郎)
   第1節 社会から「自由」?:E.Durkheim 
   第2節 社会を構成し、変えていく:M.Weber/G.Simmel
   第3節 社会と個人の循環
   第4節 生き抜くために社会に「ふれる」

◆◇ コトハジメるコツ!
(1)授業でノートをとる(2)フィールドノートをとる(3)ひとことにこだわる(4)卒論へと筆をとる(5)書店員さんのこだわりにふれる(松本秀昭)

著者プロフィール

ケイン 樹里安  (ケイン ジュリアン)  (著/文 | 編集

1989年(平成元年)生まれ。専門は社会学/文化研究。主たる研究テーマは「ハーフ」とよさこい踊り。
大阪市立大学都市文化研究センター研究員。大学・専門学校非常勤講師。
主著:『いろいろあるコミュニケーションの社会学』(分担執筆、北樹出版2018年)、『ポスト情報メディア論』(分担執筆、ナカニシヤ出版2018年)、『アーバンカルチャーズ』(分担執執筆、晃洋書房2019年)、「『半歩』からの約束――WEBメディアHAFU TALK(ハーフトーク)実践を事例に」『現代思想特集:新移民時代』(青土社、2019年)。「ハーフのドラマトゥルギーのために――ソーシャルメディア、労働、ジェンダー秩序」『市大社会学』(2018年)。「ハーフの技芸と社会的身体ーーSNSを介した相互交流の場を事例に」『年報カルチュラル・スタディーズ』5号(2017年)。
*「ハーフ」に限らず海外ルーツと身の回りの人を繋ぐWEBサイト「HAFU TALKハーフトーク」共同代表。唐揚げとコーラが燃料。深夜の飯テロが趣味。

上原 健太郎  (ウエハラ ケンタロウ)  (著/文 | 編集

1985年生まれ。社会学者。大阪市立大学大学院文学研究科単位取得退学。博士(文学)。
主たる研究テーマは、沖縄の若者の就労問題。
大阪国際大学人間科学部心理コミュニケーション学科講師。
主著:『持続と変容の沖縄社会』(分担執筆、ミネルヴァ書房、2014年)、『いろいろあるコミュニケーションの社会学』(分担執筆、北樹出版、2018年)などがある。
*詳しくは、個人HP(https://namakeru.wordpress.com/)を参照。

上記内容は本書刊行時のものです。