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テレコム・ポリシーとテクノロジー 花田 達朗(著) - 彩流社
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テレコム・ポリシーとテクノロジー (テレコムポリシートテクノロジー) 1980年代と新自由主義 (センキュウヒャクハチジュウネンダイトシンジユウシュギ)
原書: TELECOMMUNICATIONS POLICY AND MEDIA CONVERGENCE Including Broadcast Archives

社会科学
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発行:彩流社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ26mm
重さ 498g
428ページ
並製
定価 6,000円+税
ISBN
978-4-7791-2814-1   COPY
ISBN 13
9784779128141   COPY
ISBN 10h
4-7791-2814-5   COPY
ISBN 10
4779128145   COPY
出版者記号
7791   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2022年4月
書店発売日
登録日
2022年1月12日
最終更新日
2022年4月18日
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紹介

80年代に登場し、競争を市場だけでなく人間にも強制し強い破壊力で
社会を襲い続ける新自由主義。

90年代に起るインターネットの普及の前提条件を作り上げた80年代の
技術革新と電気通信改革と新自由主義は、どのように影響しあったか。
新自由主義の元締めとしての国家の政策は、公共をどう捉えたか。
パブリック・インタレスト(公共の利益)をどのように考慮したか。

解説:藤田真文(法政大学社会学部メディア社会学科教授)

花田達朗コレクション
花田達朗の仕事はジャーナリズム研究という一本の柱を通す
ことができる。
公共圏論、空間論、制度論などの研究に貢献した学徒は、
ジャーナリズムの改善を通じた豊かな市民社会の創造を追求した。
花田の筆は、日本のジャーナリストへの共感と連帯、
そして、怒りと絶望を隠さなかった。
同時にそれは、信頼を失う既成メディアと軌を一にするように、
ジャーナリズム研究を痩せ細らせていった
日本の研究者たちへも向いた。
理論と実践を通じ、ジャーナリズムに自己の宿り場を探し続けた
孤高の社会学者の40年にわたる全仕事。


花田達朗ジャーナリズムコレクション
既刊
第2巻 ジャーナリズムの実践
――主体・活動と倫理・教育2(2011~2017年)
第1巻 ジャーナリズムの実践
――主体・活動と倫理・教育1(1994~2010年)
第3巻 公共圏
――市民社会のための理論
第4巻 メディアの制度論と空間論
――両義性の葛藤

続刊予定
第5巻 テレコム・ポリシーとテクノロジー(本書)
――1980年代と新自由主義
第6巻 ジャーナリズムと時評 事典 補遺・索引

(もくじ抜粋)
第1部 西ドイツおよびドイツのテレコミュニケーション政策と
                 境界領域問題(1987~1994)
西ドイツに見る「一国電気通信政策」の行方
西ドイツにおける電気通信制度改革の実施とその基本的構図 他
第2部 メディア融合からマルチメディアへ(1989~1995)
電気通信と放送との融合―日本の政策ペーパーを素材として
マルチメディア環境と多層的「情報権利空間」 他
第3部 記憶メディアとしてのアーカイブス(2010~2012)
セカンドメディアとしてのアーカイブス
沖縄返還密約の樹 他

目次

抜粋
第1部 西ドイツおよびドイツのテレコミュニケーション政策と
                 境界領域問題(1987~1994)
西ドイツに見る「一国電気通信政策」の行方
西ドイツにおける電気通信制度改革の実施とその基本的構図 他

第2部 メディア融合からマルチメディアへ(1989~1995)
電気通信と放送との融合―日本の政策ペーパーを素材として
マルチメディア環境と多層的「情報権利空間」 他

第3部 記憶メディアとしてのアーカイブス(2010~2012)
セカンドメディアとしてのアーカイブス
沖縄返還密約の樹 他

著者プロフィール

花田 達朗  (ハナダ タツロウ)  (

はなだ・たつろう HANADA Tatsuro
フリーランス社会科学者。
早稲田大学ジャーナリズム研究所前所長、
早稲田大学名誉教授、東京大学名誉教授。
早稲田大学政治経済学部卒業、
ミュンヘン大学大学院博士課程満期退学。
東京大学大学院情報学環教授、学環長を経て、
2006年から早稲田大学教育・総合科学学術院教授、
2007年より早稲田大学ジャーナリズム教育研究所所長、
2015年より同大学ジャーナリズム研究所所長を務めた。
専門は社会学、メディア研究、ジャーナリズム研究。
ジャーナリスト養成教育も行なってきた。
日本外国特派員協会(FCCJ)の
2017年 Freedom of Press Award,Supporter
of the Free Press(報道の自由推進賞・
フリープレスのサポーター部門)受賞。
主著に
『花田達朗ジャーナリズムコレクション第4巻
 メディアの制度論と空間論 両義性の葛藤』
(彩流社、2021)、
『花田達朗ジャーナリズムコレクション第2巻
 ジャーナリズムの実践 
主体・活動と倫理・教育2(2011~2017年)』
(彩流社、2018)、
『花田達朗ジャーナリズムコレクション第1巻
 ジャーナリズムの実践
主体・活動と倫理・教育1 (1994~2010年)』
(彩流社、2018)、
『花田達朗ジャーナリズムコレクション第3巻
 公共圏 市民社会再定義のために』
(彩流社、2020)、
『公共圏という名の社会空間
-公共圏・メディア・市民社会』(木鐸社、1996)、
『メディアと公共圏のポリティクス』
(東京大学出版会、1999)など。
編著に
『カルチュラル・スタディーズとの対話』
(花田達朗、吉見俊哉、コリン・スパークス 編、
新曜社、1999)、
『社会情報学ハンドブック』
(吉見俊哉・花田達朗 編、東京大学出版会、2004)、
『始動! 調査報道ジャーナリズム
  「会社」メディアよ、さようなら
   彩流社ブックレット 4』
(渡辺 周・ワセダクロニクル 共編著、彩流社、2017)、
『市民とつくる調査報道ジャーナリズム
   広島東洋カープ」をめざすニュース組織
   彩流社ブックレット 5』
(渡辺 周・大矢 英代・ワセダクロニクル
共編著、彩流社、2017)、
『探査ジャーナリズムとNGOとの協働
   彩流社ブックレット 6』
(渡辺 周・野中 章弘・金 敬黙・地 紗弥香・
ワセダクロニクル 共編著、彩流社、2017)など。

上記内容は本書刊行時のものです。