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革命家ブォナローティ伝 ジャン=マルク・シアパ(著) - 彩流社
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革命家ブォナローティ伝 (カクメイカブォナローティデン)
原書: Buonarroti (1761-1837): L'inoxydable

歴史・地理
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発行:彩流社
A5判
縦215mm 横155mm 厚さ26mm
重さ 555g
360ページ
上製
定価 5,000円+税
ISBN
978-4-7791-2763-2   COPY
ISBN 13
9784779127632   COPY
ISBN 10h
4-7791-2763-7   COPY
ISBN 10
4779127637   COPY
出版者記号
7791   COPY
Cコード
C0023  
0:一般 0:単行本 23:伝記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年9月
書店発売日
登録日
2021年7月8日
最終更新日
2021年9月7日
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紹介

「最初の職業的革命家、ブオナローティの生涯」

「バブーフの陰謀」の指導者の一人であり、19世紀に「革命の長老」と
呼ばれたブオナローティ。彼が活動した場はイタリア、フランス、スイス、
ベルギーと広範囲に及んだ。シアパが指摘するのはブオナローティの活動
の多面性である。1796年の「陰謀」の主要な指導者の一人として
フランス革命、総裁政府のありようにも影響を与え、『バブーフの陰謀』
(1828年)の著者としてだけでなく、主としてブリュッセル、パリでの
革命家たちとの交渉を通じて、西欧の社会革命家たちにも影響を与えたのだ。
それらとの同時代、「陰謀」挫折後、1837年に没するまで、マッツィーニ
とも競いあっていたイタリア統一運動指導者としてのブオナローティの姿もある。

本書は、同じくマルク・シアパの『革命家グラッキュス・バブーフ伝』
(彩流社、2019年)、ブォナローティ『平等をめざす、バブーフの陰謀』
(法政大学出版局、2020年)の訳者による完訳書である。

著者プロフィール

ジャン=マルク・シアパ  (ジャンマルクシアパ)  (

Jean-Marc Schiappa.
1956年、モロッコ(ラバト)生まれ。
ニース大学文学部卒業。社会科学高等研究院(EHESS)にてディプローム取得。
1992年、パリ第一大学パンテオン=ソルボンヌにて
ミシェル・ヴォヴェルの指導の下、博士号取得。
現在クレテイユ(ヴァル=ド=マルヌ県の県庁所在地)のコレージュ・クレマン
=ギュイヤール(Collège Clément-Guyard)で「地理・歴史」の教師
(2018年10月時点)。一時は労働組合運動の全国センターの
ひとつ「労働者の力(Force ouvrière)」代表や、
自由思想を研究する「自由思想研究所(IRELP)」代表を
務めるなど、世俗性をめぐる現実の運動にも関わっている。
邦訳に『革命家グラッキュス・バブーフ伝』(ジャン=マルク・シアパ 著、
田中正人 訳、彩流社、2019年)がある。

田中 正人  (タナカマサト)  (

たなか・まさと Masato Tanaka
1944年、埼玉県朝霞生まれ。1963年、京都大学法学部入学、
1974年、京都大学大学院法学研究科博士課程満期終了。
同年に、愛知県立大学外国語学部(フランス学科)講師。同助教授、教授を経て、
2001年からは愛知大学法学部教授。2015年3月、定年退職。愛知大学名誉教授。
主な著訳書等に、
フーリエ『産業的共同社会的新世界』(中央公論社『世界の名著 続8』、1974年)、
プーランツァス『ファシズムと独裁』(社会評論社、1974年)、
プーランツァス『国家・権力・社会主義』(共訳、ユニテ、1984年)、
「共和主義と第二共和政」『1848 国家装置と民衆』(阪上孝編、
ミネルヴァ書房、1985年、所収)、
ルージュリ『1871―民衆の中のパリ・コミューン』(共訳、ユニテ、1987年)、
「『二人の子供のフランス巡歴』とその時代」『規範としての文化』
(共著、平凡社、1990年、所収)、「二つの大戦の間で」
『世界史大系 フランス史3』(共著、山川出版社、1995年)、
ブオナローティ「平等をめざす、いわゆるバブーフの陰謀」『愛知大学法学部
 法経論集』(2005年12月~ 2008年9月)、
ジャン=マルク・シアパ『革命家グラッキュス・バブーフ伝』
(彩流社、2019年)、
フィリップ・ブォナローティ『平等をめざす、バブーフの陰謀
  叢書・ウニベルシタス』(法政大学出版局、2020年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。