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グローバル・スタディーズの挑戦
クリティカルに、ラディカルに
原書: Challenges of Global Studies : Critically and Radically
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2021年4月
- 書店発売日
- 2021年4月20日
- 登録日
- 2021年2月24日
- 最終更新日
- 2021年4月8日
紹介
1990年代に急激に世界に広がったグローバル化現象……
「グローバル・スタディーズ」は、多様な課題の解決にむけて、
既存の学問分野にとらわれずに、独自の思想と方法論を展開しつづける。
本書は、1997年、世界に先駆けグローバル・スタディーズの大学院を創設した、
一橋大学社会学研究科地球社会研究専攻を中心に、
グローバル・スタディーズの思想と実践、教育と現状、
独自の領野を提示する必読書である。
【収録内容】
▼ 第1部 グローバル・スタディーズの思想と挑戦
第1章 グローバル・スタディーズという挑戦
――制度、実践、思想の間で
(足羽與志子/一橋大学大学院社会学研究科教授)
第2章 グローバル・スタディーズの創生、展開、展望
(デヴィット・L・ワンク/上智大学国際教養学部教授、
グローバル・スタディーズ研究研究科長)
(吉濵健一郎訳)
第3章 クリティカル・グローバル・スタディーズに向けて
(伊藤 毅/上智大学国際教養学部・
大学院グローバル・スタディーズ研究科教授)
第4章 暴力、文化表現、ソーシャル・デザイン
――グローバル・スタディーズと人類学
(中村 寛/多摩美術大学美術学部准教授)
▼ 第2部 グローバル・スタディーズへの交差
第5章 歴史研究における「グローバル論的転回」の変革力
──個人的回想
(ディエゴ・オルスタイン/ピッツバーグ大学歴史学部教授、
歴史学学部長)
(吉濵健一郎訳/一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻博士後期課程)
第6章 グローバル・スタディーズは記憶研究と交差しうるか
(林 志弦〔イム・ジヒョン〕/西江〔ソガン〕大学歴史学部教授、
トランスナショナル・ヒストリー、
クリティカル・グローバル・スタディーズ研究所所長)
(梅垣 緑訳/一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻博士後期課程)
第7章 グローバル・メモリー・スペースにおける
コスモポリタニズムとナショナリズムの衝突
(ジョナサン・ルイス/一橋大学大学院社会学研究科教授)
第8章 グローバル化した高等教育、コスモポリタンな個人と市民
(ヤセミン・ヌホグル・ソイサル/エセックス大学社会学部教授)
(梅垣 緑訳)
▼ 第3部 グローバル・スタディーズの実践と展開
第9章 蚕糸業に見る近代産業化と民俗的想像力
──蚕を育てる技術・身体感覚を軸として
(沢辺満智子/ポリフォニープレス合同会社 代表)
第10章 田中千代のグローバルな視野と日本のモダン・ファッションの形成
(本橋弥生/国立新美術館主任研究員)
第11章 越境するヒロシマ・ナガサキ
──グローバルな記号の流通と変容
(根本雅也/松山大学人文学部准教授)
第12章 グローバル〈災害〉スタディーズ試論
──不可視化された被災者・被災地をめぐって
(山﨑真帆/東北文化学園大学現代社会学部助教/21年4月1日~)
第13章 外国人労働力としての難民認定者の観光業への登用可能性
──オーストラリアの地方部での誘致策にみる日本社会への政策的示唆
(小野塚和人/神田外語大学外国語学部准教授)
第14章 非ヨーロッパ世界におけるオペラ受容の歴史と現在
──ベトナムを中心に
(加納遥香/一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻博士後期課程・
日本学術振興会特別研究員)
目次
▼ 第1部 グローバル・スタディーズの思想と挑戦
第1章 グローバル・スタディーズという挑戦
――制度、実践、思想の間で
(足羽與志子/一橋大学大学院社会学研究科教授)
第2章 グローバル・スタディーズの創生、展開、展望
(デヴィット・L・ワンク/上智大学国際教養学部教授、
グローバル・スタディーズ研究研究科長)
(吉濵健一郎訳)
第3章 クリティカル・グローバル・スタディーズに向けて
(伊藤 毅/上智大学国際教養学部・
大学院グローバル・スタディーズ研究科教授)
第4章 暴力、文化表現、ソーシャル・デザイン
――グローバル・スタディーズと人類学
(中村 寛/多摩美術大学美術学部准教授)
▼ 第2部 グローバル・スタディーズへの交差
第5章 歴史研究における「グローバル論的転回」の変革力
──個人的回想
(ディエゴ・オルスタイン/ピッツバーグ大学歴史学部教授、
歴史学学部長)
(吉濵健一郎訳/一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻博士後期課程)
第6章 グローバル・スタディーズは記憶研究と交差しうるか
(林 志弦〔イム・ジヒョン〕/西江〔ソガン〕大学歴史学部教授、
トランスナショナル・ヒストリー、
クリティカル・グローバル・スタディーズ研究所所長)
(梅垣 緑訳/一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻博士後期課程)
第7章 グローバル・メモリー・スペースにおける
コスモポリタニズムとナショナリズムの衝突
(ジョナサン・ルイス/一橋大学大学院社会学研究科教授)
第8章 グローバル化した高等教育、コスモポリタンな個人と市民
(ヤセミン・ヌホグル・ソイサル/エセックス大学社会学部教授)
(梅垣 緑訳)
▼ 第3部 グローバル・スタディーズの実践と展開
第9章 蚕糸業に見る近代産業化と民俗的想像力
──蚕を育てる技術・身体感覚を軸として
(沢辺満智子/ポリフォニープレス合同会社 代表)
第10章 田中千代のグローバルな視野と日本のモダン・ファッションの形成
(本橋弥生/国立新美術館主任研究員)
第11章 越境するヒロシマ・ナガサキ
──グローバルな記号の流通と変容
(根本雅也/松山大学人文学部准教授)
第12章 グローバル〈災害〉スタディーズ試論
──不可視化された被災者・被災地をめぐって
(山﨑真帆/東北文化学園大学現代社会学部助教/21年4月1日~)
第13章 外国人労働力としての難民認定者の観光業への登用可能性
──オーストラリアの地方部での誘致策にみる日本社会への政策的示唆
(小野塚和人/神田外語大学外国語学部准教授)
第14章 非ヨーロッパ世界におけるオペラ受容の歴史と現在
──ベトナムを中心に
(加納遥香/一橋大学大学院社会学研究科地球社会研究専攻博士後期課程・
日本学術振興会特別研究員)
上記内容は本書刊行時のものです。