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ジャーナリズムなき国の、ジャーナリズム論 大石 泰彦(編著) - 彩流社
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ジャーナリズムなき国の、ジャーナリズム論

発行:彩流社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ15mm
重さ 310g
227ページ
並製
定価 2,600円+税
ISBN
978-4-7791-2625-3
Cコード
C0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年1月
書店発売日
登録日
2019年8月25日
最終更新日
2020年1月23日
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紹介

日本の「マスコミ」に権力の監視など期待できるのか?
この国の特異な報道のありようを分析し、
その根底にある制度的・構造的な矛盾を浮き彫りにする。

日本では「取材の自由」は法的に保障されていない。
したがってこの国おける「取材」は
権力側からの便宜供与に立脚してのみ可能となり、
必然的にマスコミは権力の統治機構の一アクターになり果てる。
それでも、この国に「ジャーナリズム」を見出すこと、
未来に向かってそれを構築することは可能なのか?
これまでのメディア論には存在しなかった新しい視座を提示。

目次

問題提起 「取材の自由」のない国で、いま起きていること
                     (大石泰彦)

第1部 ジャーナリズム研究という不幸
              ―ないものを、あるかのごとく
 Ⅰ イデオロギーとしての取材報道の自由
             ―問題提起をうけて(西土彰一郎)
 Ⅱ フェイクの時代に「取材の自由」を論ずる虚無と絶望
                      (立山紘毅)
 Ⅲ 「ジャーナリストの自由」の不在が意味するもの
                      (大石泰彦)
 Ⅳ ジャーナリズムという日本語のトリセツ
                      (木村英昭)
 Ⅴ 日本「マスコミ」はジャーナリズムではない
           ―その虚構と擬制の構造分析(花田達朗)

第2部 ジャーナリストという不幸―非在の職業を生きる悲惨と栄光

 Ⅰ 記者が総社畜化した時代
                      (佐藤光展)
 Ⅱ 人材マネジメントの改革なくして未来はない
                       (辻和洋)
 Ⅲ 「男磨き」の「マスコミ」を離脱、ワセダクロニクルへ
                      (木村英昭)
 Ⅳ 竜宮城からの脱出
                       (渡辺周)

著者プロフィール

大石 泰彦  (オオイシ ヤスヒコ)  (編著

Yasuhiko Oishi.
おおいし・やすひこ
青山学院大学法学部教授。
1961年生まれ。
関西大学助教授、東洋大学教授などを経て現職。
専門分野はメディア倫理・メディア法。
著書に
『フランスのマス・メディア法』(現代人文社、1999年)、
『メディアの法と倫理』(嵯峨野書院、2004年)があり、
共著書に、
『内部的メディアの自由』(花田達朗 編、日本評論社、2013年)、
『ヒューマン・ライツ教育  人権問題を「可視化」する大学の授業』
(ヒューマンライツ教育研究会 編、有信堂高文社、2015年)、
『レクチャー 現代ジャーナリズム』
(早稲田大学ジャーナリズム教育研究所 編、早稲田大学出版部、
2013年)、
『エンサイクロペディア 現代ジャーナリズム』
(早稲田大学ジャーナリズム教育研究所 編、早稲田大学出版部、
2013年)他がある。

上記内容は本書刊行時のものです。