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詩集 明界と幽界 ヨネ・ノグチ(著) - 彩流社
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詩集 明界と幽界
原書: Seen and Unseen

発行:彩流社
四六判
縦195mm 横135mm 厚さ15mm
重さ 280g
161ページ
上製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7791-2622-2
Cコード
C0098
一般 単行本 外国文学、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2019年10月
書店発売日
登録日
2019年8月23日
最終更新日
2019年10月8日
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紹介

日本が生んだ最大の国際詩人、ヨネ・ノグチの処女詩集邦訳版!

文字通り弱冠20歳の日本青年による小さな英語詩集である。
アメリカの大自然の中で自分の「生」を確認しながら、
自分が背負える限りの東洋的文化と日本的感性をもとにして、
その「生」を「詩的」に飛躍させようとしている。
全50篇、一見何の筋道もなく進みながら、
結局は、日米の「あいだ」に生きる一青年の心のドラマを
展開して見せている。
日米文学史上、稀有の詩集。全篇英文・和文対訳!

目次

【収録作品】

1.  私自身に戻る
2.  僕は何処へ行く
3.  恐れを知らない真っ直ぐな雨
4.  月の貴婦人
5.  この世界は確たるものか
6.  サーベルのような鋭い風が吹く
7.  ただ独り
8.  ああ、雨だった!
9.  名もなき詩人に
10. ああ、空しい!
11. 夢見心地
12. 真夜中の庭で
13. 雪白の露を飲むとき
14. 天の窓から滑り出て
15. 僕の詩はどうだろうか
16. 夜
17. わたしの夢をよびもどす
18. 僕の芭蕉の木!
19. やぶれ提灯のよう
20. 詩人はどこに
21. 見えざる夜
22. 私の詩
23. 運命の到来
24. 真実の庭
25. 独り渓谷にて
26. 夢想の海
27. 私は影を楽しむ
28. 大枝を揺さぶる風が吹いている!
29. 僕は独りぼっちか?
30. 孤独な魂
31. その場所へ
32. 孤独の海
33. 変わりゆき、また変化する
34. 子供じみた遊び
35. さざ波は知っている!
etc...

※全篇英文・和文対訳。

著者プロフィール

ヨネ・ノグチ  (ヨネ ノグチ)  (

Yone Noguchi.本名:野口米次郎。
詩人。
明治8年12月8日、
愛知県海部郡津島町(現津島市)生まれ。
1893年、19歳で単身渡米して苦学を続け、
サンフランシスコの日本字新聞社の記者となった。
オークランドの詩人ウォーキン・ミラーの書生となり、
ポー、ホイットマン、キーツらの作品に親しんで
詩壇へ登場の力を養った。
渡米後3年目に
第一詩集『Seen and Unseen』(1896)を出版、
1902年にロンドンへ渡り、
詩集『From the Eastern Sea』(1903)を自費出版。
1904年(明治37年)帰国、
翌1905年から母校、慶応義塾大学英文科教授となり、
40年間勤務して名誉教授となった。
『二重国籍者の詩』、『林檎一つ落つ』、『沈黙の血汐』、
『野口米次郎英詩選集』、『山上に立つ』などの詩集のほか
30余冊の著作がある。近年刊行された著作に
『ヨネ・ノグチ物語 野口米次郎自伝』
(ヨネ・ノグチ 著、伊藤精二 訳、文化書房博文社、
2015年)などがある。

星野 文子  (ホシノ アヤコ)  (

ほしの あやこ
和洋女子大学人文学部国際学科助教。
著書に
『ヨネ・ノグチ 夢を追いかけた国際詩人』
(彩流社、2012年)、
論文に
「詩人ウァキン・ミラーとヨネ・ノグチの「詩の世界」」
(所収『現代詩手帖 2018年7月号 
特集 ヨネ・ノグチ Seen and Unseen 』、思潮社、2018年)、
「カリフォルニアの女性詩人アイナ・クールブリス」
(所収『和洋女子大学英文学会誌』53号、2018年11月、
和洋女子大学英文学会、2018年)、
「英字新聞 The Japan Weekly Mail にみるヨネ・ノグチの
姉崎正治論考」(共執筆、所収『都留文科大学大学院紀要』22号、
2018年、都留文科大学、2018年)他。

堀 まどか  (ホリ マドカ)  (

ほり まどか
大阪市立大学大学院文学研究科、
アジア都市文化学 准教授。
著書に
『「二重国籍」詩人野口米次郎』
(名古屋大学出版会、2012年)、
論文に
「野口米次郎の戦争詩 第一次世界大戦から第二次世界大戦へ」
(所収『現代詩手帖 2018年7月号 
特集 ヨネ・ノグチ Seen and Unseen 』、思潮社、2018年)、
「韓国における日本現代詩の受容と共感―茨木のり子を中心に」
(所収『日本語文学』2016年8月、日本語文學會、2016年)、
「野口米次郎の象徴主義」
(所収『近代日本とフランス象徴主義』坂巻康司 編、水声社、
2016年)他。

羽田 美也子  (ハダ ミヤコ)  (

はだ みやこ
著訳書に
『レオニー・ギルモア イサム・ノグチの母の生涯』
(共訳、エドワード・マークス著、彩流社、2014年)、
『ジャポニズム小説の世界 アメリカ編』
(彩流社、2005年)他、
論文に
「レオニー・ギルモアという女性」
(所収『現代詩手帖 2018年7月号 
特集 ヨネ・ノグチ Seen and Unseen 』、思潮社、2018年)、
「フリッツ・ラングと『ハラキリ』 
ドイツにおける「蝶々夫人」の運命」(共執筆、
『文教大学文学部紀要』30号、2016年9月、
文教大学、2016年)他。

亀井 俊介  (カメイ シュンスケ)  (監修

かめい しゅんすけ
1932年生まれ。東京大学教養学部名誉教授。
著書等に
『亀井俊介オーラル・ヒストリー
戦後日本における一文学研究者の軌跡』
(研究社、2017年)、
『ヨネ・ノグチ (野口米次郎)英文著作集:詩集・小説・評論
:Yone Noguchi and the little magazines of poetry:
a reprint collection of “The lark”,including“The epi-lark”,
“The twilight”and“The iris”(『あやめ草』&『豊旗雲』)
volume 1~3(全6巻+別冊解説)
(Collected English works of Yone Noguchi)』
(編:亀井俊介、Edition Synapse、2009年)他多数。
論文等に
「「国際詩人」の運命:ヨネ・ノグチ 日本と西洋のはざまで」
(所収『現代詩手帖 2018年7月号 
特集 ヨネ・ノグチ Seen and Unseen 』、思潮社、2018年)、
「文学研究と文章 アメリカ的表現を追って
(2016年度立教英米文学会 講演会より)」
(所収『英米文学』78号、2018年、立教大学文学部英米文学専修、
2018年)他多数。

上記内容は本書刊行時のものです。