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始動! 調査報道ジャーナリズム 渡辺 周(編著) - 彩流社
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始動! 調査報道ジャーナリズム (シドウ チョウサホウドウジャーナリズム) 「会社」メディアよ、さようなら (カイシャ メディアヨ サヨウナラ)

社会科学
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発行:彩流社
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ6mm
重さ 110g
79ページ
並製
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-7791-2320-7   COPY
ISBN 13
9784779123207   COPY
ISBN 10h
4-7791-2320-8   COPY
ISBN 10
4779123208   COPY
出版者記号
7791   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年4月
書店発売日
登録日
2017年3月6日
最終更新日
2017年4月28日
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紹介

政府や大企業等の大きな権力を持つ組織の
不正や腐敗を自力で取材し、
被害者の立場から報道する<調査報道>。
記者クラブ発の「発表報道」との決別宣言が
早稲田大学の地から発せられた。

ジャーナリスト集団が権力が隠す事実を
「探査し」「掘り起こし」、暴露する。
ジャーナリズムは社会を変える力を取り戻せるのか。

世界では、ピュリッツァー賞を受賞した
米国のプロパブリカやパナマ文書報道で有名になった
ICIJなど非営利の組織が、調査報道を担う。
調査報道がジャーナリズムの世界の潮流になっている。

早稲田大学ジャーナリズム研究所が運営する
調査報道メディア「ワセダクロニクル」創刊に際し
確認された調査報道の重要性の論理と、
討論された現場ジャーナリストたちの声を届ける。

目次

内容

はじめに

「中立」「不偏不党」の罠…ワセダクロニクル編集部

Ⅰ)大学拠点の調査報道ジャーナリズム
――ワセダクロニクルは何を目指すのか
…渡辺周

Ⅱ)私たちはジャーナリズムを渇望している!
…市民の声

Ⅲ)世界における調査報道ジャーナリズムの潮流
…花田達朗

Ⅳ)徹底討論・日本で本格的な調査報道
ジャーナリズムは成立するのか
…渡辺周/斎藤貴男(ジャーナリスト)/
萩原豊(番組プロデューサー/
古田大輔(BuzzFeed 日本版編集長)

著者プロフィール

渡辺 周  (ワタナベ マコト)  (編著

わたなべ・まこと
1974年神奈川県生まれ。大阪府立生野高校、
早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本テレビに入社。
2000年から朝日新聞記者。
特別報道部などで調査報道を担当する。
高野山真言宗の資金運用や製薬会社の医師への
資金提供の実態などを報じたほか、
原発事故後の長期連載
「プロメテウスの罠」取材チームの主要メンバー
として、高レベル核廃棄物のテーマにした
「地底をねらえ」などを執筆した。
大学を拠点にした調査報道プロジェクトの立ち上げに
伴い朝日新聞社を2016年3月に退社、
ワセダクロニクルの取材・報道の総責任者(編集長) に就く。
共著に
『プロメテウスの罠3 福島原発事故、新たなる真実』
『プロメテウスの罠6
ふるさとを追われた人々の、魂の叫び!』
(以上、学研パブリッシング)。

花田 達朗  (ハナダ タツロウ)  (編著

はなだ・たつろう
1947年生まれ。山口県出身。
早稲田大学教育・総合科学学術院教授。
早稲田大学政治経済学部卒業、
ミュンヘン大学大学院博士課程満期退学。
東京大学大学院情報学環教授、学環長を経て、
2006年から現職。
2007年より早稲田大学ジャーナリズム教育研究所所長、
2015年より同大学ジャーナリズム研究所所長を務める。
専門は社会学、メディア研究、ジャーナリズム研究。
ジャーナリスト養成教育も行なってきた。
単著に『公共圏という名の社会空間
-公共圏・メディア・市民社会』(木鐸社)、
『メディアと公共圏のポリティクス』(東京大学出版会)、
共著に
『調査報道ジャーナリズムの挑戦
ー市民社会と国際支援戦略』(旬報社)など。

ワセダクロニクル  (ワセダクロニクル)  (編著

Waseda Chronicle
早稲田大学ジャーナリズム研究所が運営する
調査報道メディア。
同研究所の研究プロジェクトのひとつとして、
2016年3月11日に
「早稲田調査報道プロジェクト
(WIJP:Waseda Investigative Journalism Project)」
が発足、
2017年2月1日に「ワセダクロニクル」を創刊した。
「ワセダクロニクル」は発信媒体の名称であり、
かつニュース組織の名称である。
「ワセダクロニクル」には、
ジャーナリズム研究所長から推挙され、
大学から嘱任を承認された招聘研究員が
シニアリサーチャーとして参加している。
ジャーナリストのほか、エンジニアや
ウェブデザイナーらがメンバー。ジャーナリストを目指す
学生もリサーチャーとして参加する
(早稲田大学以外からも参加)。
学生の教育機能も担い、
日本のジャーナリズム全体の底上げを目指す。
国内の他のニュース組織やフリーランスとの協力や連携、
海外の非営利ニュース組織との提携も
積極的に進めていく予定。
世界調査報道ジャーナリズムネットワーク(GIJN) への
加盟を申請中(2017年3月1日現在)。

上記内容は本書刊行時のものです。