版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
「ヘイト」の時代のアメリカ史 兼子 歩(編) - 彩流社
.

「ヘイト」の時代のアメリカ史 人種・民族・国籍を考える

発行:彩流社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ19mm
重さ 280g
297ページ
並製
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-7791-2292-7
Cコード
C0020
一般 単行本 歴史総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年2月
書店発売日
登録日
2016年12月19日
最終更新日
2018年12月21日
このエントリーをはてなブックマークに追加

重版情報

2刷 出来予定日: 2018-11-02
2刷りとなりました!

紹介

日本国内のヘイト=「産経新聞」に掲載された
曽野綾子氏のコラム(2015年2月11日)への違和感、
憤りから本書は出来上がった!

そして、人種差別主義者にして性差別主義者、移民排斥論者
の「トランプ大統領」が選出された「ヘイトの時代」にこそ、
本書は刊行される意義がある!

アメリカを「人種・民族・国籍」といった観点で論じた
刺激的なテキストからは、
「日本を問い直すためのアメリカ史」が浮かび上がる。

【本書の特色】
各章末には、関連書籍の「読書案内」と、
本書の内容をより深く、そして読者のみなさんが
各章の問題提起、問題意識を日本社会にあてはめて
考えてもらうためのディスカッションのポイントを
挙げています。

目次

序   アメリカの歴史から考える  兼子 歩

第一部 マイノリティの表象

第一章 人種的〈他者〉としての黒人性
――アメリカの人種ステレオタイプを例に――坂下 史子

第二章 先住民族の大地――
「移民の国」という幻想への抵抗――石山 徳子
  
第三章 統治の制度としての多様性
――アメリカ同性愛者権利運動の歴史から考える――兼子 歩

第四章 テクノロジーが創る国民・エスニシティ
――文化的アイコンとしての科学・技術と集団アイデンティティ
――土田 映子

第二部 マイノリティの「コミュニティ」を再考する

第五章 「差別でなく区別」考――
ジム・クロウ(人種隔離)は区別で、ERA(男女平等憲法修正)
こそが差別なのか?――大森 一輝/森川 美生

第六章 人種主義を生き延びるためのエスニシティ論
――コミュニティの二重性をめぐって――南川 文里

第七章 労働史から見た移民コミュニティ
――オマージュを乗り越えて――南 修平  

第八章 黒人都市ゲトーを見つめるまなざし
――シカゴの事例から――藤永 康政

第三部 アメリカの「自由」とマイノリティ

第九章 「移動の自由」と「パスポート」
――自由の国アメリカにおける不自由――梅﨑 透
     
第一〇章 「自由の国」の憲法と社会
――日系人戦時強制収容から考える――和泉 真澄

第一一章 アメリカ難民政策の問題点
――受け入れ国への「感謝」が意味するもの
――佐原 彩子

編者あとがき 「ヘイトの時代」を生き抜くために
――トランプ大統領という悪夢の処方箋――貴堂 嘉之

著者プロフィール

兼子 歩  (カネコ アユム)  (

かねこ・あゆむ
明治大学政治経済学部専任講師。
アメリカ合衆国社会文化史、ジェンダー・セクシュアリティ研究。
主要著作
『〈近代規範〉の社会史――都市・身体・国家』
(彩流社、2013年)、『歴史のなかの「アメリカ」
――国民化の語りと創造』(共著、彩流社、2006年)、
『南北戦争の中の女と男――愛国心と記憶のジェンダー史』
(翻訳:ニナ・シルバー著、兼子歩 訳、岩波書店、2016年)など。

貴堂 嘉之  (キドウ ヨシユキ)  (

きどう・よしゆき
一橋大学大学院社会学研究科教授。
アメリカ合衆国史、人種・エスニシティ・ジェンダー研究、
移民研究、歴史教育。
主要著作『アメリカ合衆国と中国人移民――
歴史のなかの「移民国家」アメリカ』(単著、名古屋大学出版会、
2012年)、『<近代規範>の社会史――
都市・身体・国家』(共編著、彩流社、2013年)、
『アメリカ史研究入門』(共著、山川出版社、2009年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。