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「ゆうちょマネー」はどこへ消えたか 菊池 英博(著) - 彩流社
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「ゆうちょマネー」はどこへ消えたか (ユウチョマネーハドコヘキエタカ) “格差”を生んだ郵政民営化の真実 (カクサヲウンダユウセイミンエイカノシンジツ)

ビジネス
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発行:彩流社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ17mm
重さ 260g
264ページ
並製
定価 1,700円+税
ISBN
978-4-7791-2232-3   COPY
ISBN 13
9784779122323   COPY
ISBN 10h
4-7791-2232-5   COPY
ISBN 10
4779122325   COPY
出版者記号
7791   COPY
Cコード
C0033  
0:一般 0:単行本 33:経済・財政・統計
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2016年4月
書店発売日
登録日
2016年2月22日
最終更新日
2019年1月30日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2016-06-03
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何故いま郵政民営化か?その問題性を抉り国富を真に考え日米安保に距離をとる二人の国際的論者による日本への具体的提言の書!たちまち2刷り!

紹介

日本に郵政民営化を要求してきたのは米国である。
その要求の背後にある理念が
1970 年代に米国で誕生したイデオロギーである新自由主義。
冷戦終了後、米国は責務国に転落し、海外に貯蓄された富を
米国に環流させることを対外政策に置いた。
そこで狙われたのが、日本の国民資産である郵貯マネーであった!

格差社会の原点は、新自由主義にあり、
日本の財政が行き詰まりを見せている原点こそ、郵政民営化だった!
痛感する「郵政民営化という虚妄」は今の問題である!

【本書の特徴】
第1部では、
「エコノミストは役に立つのか」(文藝春秋2009 年7月号) で
国内外エコノミスト25 名中ナンバーワンにランクされた菊池氏が、
新自由主義の虚妄を暴き、
どのように日本の国民資産が外貨として米国へ流れてしまうのか
を多数の図解とともに詳細に解説する。

第2部では、エリート郵政官僚として奔走したが、小泉政権が
目指した郵政民営化に真っ向から反対して退任した稲村氏が、
郵政官僚であった経験に即して郵政民営化の問題点をあぶり出す。

「終章」として、特別に二人の対談を収録し、
国民は郵政民営化の虚妄を知るために、
何をどのようにチェックすればよいのか、激論を交わす。
この対談を読めば、郵政民営化の問題点、そして、現在何がこの国起こっているのかの問題点が分かり、
さらに、本書の内容の概略も分かるようになっているため、
対談を読んでから、序章から読み進めることをおすすめします。

本文中、問題点となっている箇所は、太字、大文字になっているので、その部分だけ拾い読みしても
問題点が浮かび上がる。

2016年4月1日に交替したばかりの、「日本郵政」と「ゆうちょ銀行」社長への具体的な提言も
特別に緊急収録!

目次

はじめに なぜ今、郵政民営化を語らなければならないのか  稲村公望

第1部 こうして日本は貧乏になっていく 菊池英博
 序章 新自由主義という元凶
 第1章 郵政民営化の正体ー郵貯マネー攻防の15 年
 第2章 狙われる「ゆうちょ銀行」
 第3章 「ゆうちょ銀行」はどうあるべきか
 第4章 郵政民営化は増税を招く
第1部総括
 「ゆうちょ銀行」社長への進言

第2部 さらば郵政私物化   稲村公望
 第5章 日本の文化と伝統を没落させた郵政民営化
 第6章 郵政資産を外国に売り渡すな!

終章
 【対談】国民は何をチェックすべきか
     菊池英博× 稲村公望

結び 「日本郵政」社長への進言
おわりに    菊池英博
 

著者プロフィール

菊池 英博  (キクチ ヒデヒロ)  (

きくち・ひでひろ
日本金融財政研究所所長・経済アナリスト。
1936 年東京都出身。東京大学教養学部卒業後、
東京銀行(現・三菱東京UFJ 銀行)へ入行。
ニューヨーク支店外国為替課、ミラノ支店長、
豪州東京銀行取締役頭取、
文京女子大学(現・文京学院大学)・同大学院教授などを
歴任。
著書に『消費税は0%にできる』『増税が日本を破壊する』
『そして、日本の富は略奪される』(どもにダイヤモンド社)、
『日本を滅ぼす消費税増税』(講談社現代新書)、
『新自由主義の自滅 日本・アメリカ・韓国』(文春新書)
他多数。

稲村 公望  (イナムラ コウボウ)  (

いなむら・こうぼう
中央大学大学院客員教授。
1947 年奄美・徳之島出身。東京大学法学部卒業後、
郵政省入省、フレッチャースクール修士、八女郵便局長、
在タイ王国日本大使館一等書記官、郵務局国際課長、
日本郵政公社常務理事などを歴任。
著書に『黒潮文明論』(彩流社)、
『日米戦争を起こしたのは誰か』(共著、勉誠出版)。

上記内容は本書刊行時のものです。