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ナチス・ドイツとフランス右翼
パリの週刊紙『ジュ・スイ・パルトゥ』によるコラボラシオン
発行:彩流社
A5判
縦215mm
横155mm
厚さ24mm
重さ 500g
320ページ
上製
定価
4,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年6月
- 書店発売日
- 2015年6月4日
- 登録日
- 2015年3月20日
- 最終更新日
- 2016年2月26日
紹介
1930 年代、国際情報紙から対独協力主義メディアへ――
パリの極右週刊紙の誕生とその展開を探求する。
敗戦と占領という特殊な事情に条件づけられたヴィシー時代。
「ふつう」ではない状況下だからこそ、そこに生きた人びとの言動には、
その本質が滲み出てくるのではないか。
人間の本質を探究したいという根源的問題意識から見れば、
協力主義を選択したブラジヤックやルバテ、クストーだけでなく、
ガクソットやモーラスを含め、本書に登場する人物のことばや行動には、
人間たるすべての者のうちに巣くう「弱い部分」や
「邪なもの」の実相を解きほぐす手掛かりがある。
目次
(1章)メディア史のなかの『ジュ・スイ・パルトゥ』
(2章)1930 年代における『ジュ・スイ・パルトゥ』のドイツ観
(3章)ピエール・ガクソットと『ジュ・スイ・パルトゥ』の分岐点
(4章)対独協力ジャーナリズムの形成と『ジュ・スイ・パルトゥ』の再刊
(5章)『ジュ・スイ・パルトゥ』の協力主義イデオロギー
(6章)「あるべき国家像」をめぐって――AFとJSP
版元から一言
(社)日本図書館協会 選定図書
上記内容は本書刊行時のものです。