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発行:アスコム
A5判
160ページ
定価
1,200円+税
- ISBN
- 9784776211143
- Cコード
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C0095
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一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
- 書店発売日
- 2021年2月24日
- 登録日
- 2021年2月2日
- 最終更新日
- 2021年2月22日
紹介
「がんになってからも、人生は続いていきます。がんになってからの人生をより良く生きることが、とても重要だと思います」
著者で医師の坂下千瑞子氏は、39歳のときに骨軟部腫瘍を発症。その後、再発、再々発と3度のがんを経験しながらも闘病を乗り越え、現在では血液内科医として勤務しながら、がん患者支援のための活動にも力を入れている、「がんサバイバー」の1人です。
「2人に1人ががんになる」と言われるように、がんはもはや特別な病気ではありません。一方で医療の進歩により、がんはコントロールできる時代になりつつあり、がんと共にどう生きていくかが重要になっています。
本書は、3度のがんを乗り越えた著者と5人のがん患者たちが、闘病を経て新しい生き方を見つけるまでの6つの物語を漫画化した、ドキュメンタリーコミックです。登場する面々は、それぞれが大変ながんとの闘いを乗り越え、現在では充実した人生を送られています。
「本書が、孤独な思いをしている患者さん、またはそのご家族やご友人、そして医療に携わる人たちや、すべての人にとって、がんと向き合うための手助けの一つになれば、こんなにうれしいことはありません」(本書「はじめに」より)
目次
・がんだけど、生きると決めました
〇第1話:坂下千瑞子(骨軟部腫瘍[脊椎腫瘍]サバイバー)
・社会を動かす患者の力
〇第2話:山田陽子さん(乳がんサバイバー)
・がんサロンは癒しの空間
〇第3話:神谷康秀さん(膀胱がんサバイバー)
・希少だからこそ仲間とつながる
〇第4話:福智木蘭さん(鼻中隔がんサバイバー)
・生きることを思い切り楽しむ
〇第5話:大石治恵さん(子宮頸がん・直腸がんサバイバー)
・未来ある子どもたちのために
〇第6話:伊藤裕太さん(急性リンパ性白血病サバイバー)
上記内容は本書刊行時のものです。