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やばいことわざ 齋藤孝(監修)(監修) - アスコム
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やばいことわざ (ヤバイコトワザ)

児童図書
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発行:アスコム
四六判
176ページ
定価 1,200円+税
ISBN
978-4-7762-1095-5   COPY
ISBN 13
9784776210955   COPY
ISBN 10h
4-7762-1095-9   COPY
ISBN 10
4776210959   COPY
出版者記号
7762   COPY
Cコード
C8081  
8:児童 0:単行本 81:日本語
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2020年7月7日
最終更新日
2020年7月28日
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紹介

"◆ことわざとは「予言」です!◆ ことわざは、長く受け継がれてきた「知恵の宝庫」です。大昔の人たちが、「あ~これを知っていれば失敗しないで済んだのになぁ」と思うようなことを短い言葉にギュギュッとまとめて、私たちに渡してくれています。この本の監修者・齋藤孝先生は、そんなことわざを◆「『やばい』と感じるときがある」◆と言います。「『なんでわかったの?』と聞きたくなるくらい、いまの自分をピッタリ言い当てられていて、まるで予言されていたみたいでドキッとするんだ」と。

子どもたちを見ていると、まさに「予言されているなぁ」と思うことがありますよね。

たとえば・・・・・・
お菓子をこっそり食べたのがゴミ箱の袋でバレバレ → 「頭かくして尻かくさず」
友だちとケンカした後にもっと仲良くなれたね → 「雨ふって地固まる」
大好きなことに夢中になってどんどん上手になっていく → 「好きこそものの上手なれ」
せっかくあげた高価なものを放っぽりっぱなし… → 「猫に小判」
爬虫類好きの友だちとマニアックな話で大盛り上がり → 「類は友をよぶ」

まさに予言!

この本では、そんなことわざに予言されたこども「あるある」をたくさん紹介しています。
すべてのことわざに楽しいイラストを入れて、ゲラゲラ笑いながら、わくわくしながら、いつのまにか覚えちゃった! そんなふうに読んでもらえたら、うれしいです。

そして、覚えたことわざはぜひ使いましょう!

「一人で親戚の家にお泊まり不安だな」
「行ってしまえばなんとかなるよ。案ずるより産むがやすしってね」

「お母さんのプリン、お姉ちゃんがさっき食べていたよ」
「あんたでしょ! 嘘つきは泥棒の始まりだからね!」

こんなふうに、身近なこと結びつけてことわざを使えるように、ことわざ全部に「使い方」を入れました。
「あるある!」って言いながらことわざを使えば、あらためてことわざの予言が実感できて、すぐに自分のものにできます。

ことわざの由来や歴史も紹介しているので、大人のあなたでも「あるある!」「へぇ~」の連続です。
楽しいことわざクイズに親子で挑戦すれば、親子で学びになりますよ。

私たちのご先祖様は、生きる知恵として、また相手に伝えるときに便利な言葉として、ことわざを生活の中にたくさん取り入れてきました。
そんなことわざの面白さ、やばさにぜひ触れてみてください!
"

目次

"●あるある編
頭かくして尻かくさず
あとは野となれ山となれ
あばたもえくぼ
雨ふって地固まる
案ずるより産むがやすし
石橋を叩いて渡る
一寸の虫にも五分のたましい
一銭を笑うものは一銭に泣く
井の中の蛙大海を知らず
いわしの頭も信心から
嘘から出たまこと
嘘つきは泥棒のはじまり
馬の耳にねんぶつ
江戸のかたきを長崎でうつ
絵に描いたもち
鬼に金棒
鬼のいぬ間に洗濯
鬼の目にもなみだ
帯に短したすきに長し
女心と秋のそら
おぼれるものはわらをもつかむ
親の心子知らず
火中の栗をひろう
かつおぶしを猫にあずける
聞いて極楽見て地獄
窮すれば通ず
くさいものにふたをする
苦しいときの神だのみ
弘法は筆を選ばず
権兵衛が種まきゃからすがほじくる
猿も木から落ちる
山椒は小粒でもぴりりとからい
知らぬがほとけ
好きこそものの上手なれ
背に腹はかえられぬ
前門の虎、後門の狼
宝の持ちぐされ
立っているものは親でもつかえ
棚からぼたもち
出ものはれものところ嫌わず
天は二物を与えず
灯台もと暗し
毒を食らわば皿まで
隣の芝生は青い
捕らぬ狸の皮算用
虎の威を借る狐
泥棒を捕らえて縄をなう
どんぐりの背比べ
飛んで火にいる夏の虫
泣きっ面にはち
なくて七癖
憎まれっ子世にはばかる
猫に小判
…など
●役立つ編
会うは別れの始め
悪事千里をはしる
過ちを改むるにはばることなかれ
石の上にも三年
急がばまわれ
嘘もほうべん
えびで鯛を釣る
思い立ったが吉日
親の意見と茄子の花は千に一つの無駄もない
終わりよければすべてよし
学問に王道なし
勝ってかぶとの緒をしめよ
かべに耳あり障子に目あり
""親子で挑戦! ことわざクイズ
木を見て森を見ず
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
口はわざわいの門
鶏口となるも牛後となるなかれ
芸は身をたすける
後悔さきに立たず
虎穴に入らずんば虎子を得ず
転ばぬ先の杖
さわらぬ神にたたりなし
三人寄れば文殊の知恵
親しき仲にも礼儀あり
失敗は成功のもと
朱にまじわれば赤くなる
急いてはことを仕損じる
船頭多くして船山にのぼる
大は小をかねる
立つ鳥あとをにごさず
ちりも積もれば山となる
沈黙は金雄弁は銀
遠くの親戚より近くの他人
長いものには巻かれろ
生兵法は大けがのもと
情けは人のためならず
習うよりなれろ
人間万事塞翁が馬
二兎を追うものは一兎をも得ず
寝る子はそだつ
能ある鷹は爪をかくす
残りものには福がある
人を呪わば穴二つ
仏の顔も三度
李下に冠を正さず 瓜田に履をいれず
…など

親子で挑戦! ことわざクイズ 
親子編 夫婦編 動物編 お金編 季節編
"

著者プロフィール

齋藤孝(監修)  (サイトウタカシ)  (監修

"明治大学文学部教授。
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学大学院教育学研究科博士課程等を経て現職。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。
代表作のひとつである『声に出して読みたい日本語』(草思社)は毎日出版文化賞特別賞を受賞し、シリーズ260万部のベストセラーに。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)では、第14回新潮学芸賞を受賞した。他にも『読書する人だけがたどり着ける場所』『大人の語彙力ノート』(SBクリエイティブ)、『読書力』(岩波新書)など多数の著作を出版。『齋藤孝のこくご教科書 小学1年生』(致知出版社)、『強くしなやかなこころを育てる!こども孫子の兵法』(日本図書センター)など、児童向けの著作も数多く手掛け、著書累計出版部数は1000万部を超える。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。文化人としてテレビをはじめとする数多くのメディアに出演している。
"

上記内容は本書刊行時のものです。