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ゴルディオスの絆 : 結婚のディスコースとイギリス・ルネサンス演劇
発行:松柏社
縦200mm
302ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2002年6月
- 登録日
- 2016年10月16日
- 最終更新日
- 2016年10月16日
紹介
「結婚」とルネサンス演劇に「ジェンダー」の視点から切り込む!イギリス・ルネサンス期の「結婚のディスコース」がもたらした矛盾、それに取り組んだ男性・女性作家の作品とその文化的背景に新たな光を当てる。
目次
第1部 ロマンス・民話の変容と結婚(祝婚喜劇の非婚論者-『お気に召すまま』におけるユーフュイーズ的言説の行方
ペトルーキオの「物語」-父権制と「男らしさ」)
第2部 王権と結婚(家族の肖像-シェイクスピア『ジョン王』論
娘にとっての「ハッピー・エンディング」?-結婚のディスコース、処女女王、『テンペスト』)
第3部 ベッド・トリックと結婚(解体するロマンス-ベッド・トリックの周辺
暗闇の中の主体性-『終わりよければすべてよし』における結婚と女性主体)
第4部 女性の主体と結婚(耐えるグリゼルダ、耐えられない夫-結婚と犯罪のディスコース、その融合と変容
「結婚のディスコース」と女性の主体、男性の暴力-女性作家・男性作家の場合)
上記内容は本書刊行時のものです。