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新版 詩集 風葬 今井 啓子(著) - ほんの木
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新版 詩集 風葬

発行:ほんの木
A5判
縦210mm 横148mm 厚さ14mm
重さ 300g
112ページ
上製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-7752-0109-1
Cコード
C0030
一般 単行本 社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年4月
書店発売日
登録日
2018年1月19日
最終更新日
2018年5月8日
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紹介

脳軟化症の祖母を一人で1年11か月看病。
認知・看病・祖母への想いをまとめた30編の詩集。
自宅での介護、介護医療の現場に関わる方にもおすすめ。

目次

風葬一 
風葬二
風葬三
風葬四
風葬五
風葬六
風葬七
風葬八
風葬九
風葬十
風葬十一
風葬十二
風葬十三
風葬十四
風葬十五
風葬十六
風葬十七
風葬十八
風葬十九
風葬二十
風葬二十一
風葬二十二 
風葬二十三
風葬二十四
風葬二十五
風葬二十六
風葬二十七
風葬二十八
風葬二十九
風葬三十
おわりに

前書きなど

あとがきより
 祖母の看病をしていた日々、まだ介護保険制度は存在していなかった。存在していたとしても、私は同じように看病したと思う。
 健康な祖母と過ごした日々よりも、病んだ祖母と過ごした時間の方が、私には豊かな色彩を帯びていたと、今も思われる。それは、身心ともに疲れ切り、途方にくれ、また行き届かないと悔いることが多かったにもかかわらず、いやそれ故にであろうか。この豊かさがどこから来たのか、今もよく分らないが、本質的には人間が人間を選別することができない、選別を拒否する全体性のもつ豊かさであろうか。それは、私のなかに今も存在する優生思想の残滓(ざんし)を打ち砕き、真の自由へ到る豊饒(ほうじょう)の闇のように思われる。

版元から一言

『介護の当事者の方にぜひ読んで感じて欲しい』編集担当より

 壮絶な介護の様子が、淡々と30編の詩で綴られています。初めはインパクトが強すぎてとても読み切れない内容かなとも思いました。でも、じっくり読んでいくと人間の本質をとてもわかりやすく現していて、心が洗われます。
 先日映画『キセキの葉書』(阪神・淡路大震災から半年後の兵庫県西宮市を舞台に、重度の障害がある娘と認知症とうつ病を併発した母親を抱える主婦の姿を描いたドキュメント)を見ましたが、メッセージが似ていると感じました。

著者プロフィール

今井 啓子  (イマイ ケイコ)  (

今井啓子(いまいけいこ)
大阪に生まれる。一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。
詩集『冬の蕃蔽』『逆瀬川』

上記内容は本書刊行時のものです。