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専門医がわかりやすく教える肝臓病になったら真っ先に読む本 川口 光彦(著/文) - 現代書林
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専門医がわかりやすく教える肝臓病になったら真っ先に読む本 (センモンイガワカリヤスクオシエルカンゾウビョウニナッタラマッサキニヨムホン) 自宅でもできる!肝臓にやさしい特効レシピ付 (ジタクデモデキルカンゾウニヤサシイトッコウレシピツキ)

スポーツ・健康
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発行:現代書林
A5判
縦210mm 横148mm
156ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-7745-1648-6   COPY
ISBN 13
9784774516486   COPY
ISBN 10h
4-7745-1648-1   COPY
ISBN 10
4774516481   COPY
出版者記号
7745   COPY
Cコード
C0047  
0:一般 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2017年6月30日
最終更新日
2017年8月4日
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紹介

「肝臓の数値が悪い」との健診結果が出ても、多くの人はどうしたらよいかわからない。なんとなく放置しているうちに病気を悪化させてしまう残念なケースが後を絶たない。

肝臓病から自分の体を守るためには、患者さんにも基本的な知識が必要と痛感し、著者は本書の執筆を決意した。

「キャリア30年の肝臓病専門医として、困っている人を助けたい」と一念発起した著者が、専門的な知識をできるだけやさしく噛み砕き、たとえ話やイラストを駆使してわかりやすく解説する。

本書を読めば、代表的なすべての肝臓疾患についての最新治療が最短で理解できる。

付録として、「肝臓にやさしい特効レシピ」を掲載、家庭でも肝臓のケアができる実用性の高い書籍となっている。

正しい知識があれば、もう肝臓病は怖くない。

目次

まえがき …… 肝臓専門医として、肝臓病で困っている人を助けたい!

肝臓について、この基本だけは知ってください
肝臓ってどこにある?
肝臓は大きな長屋
肝臓長屋に災害がくると、住人たちはどうする?
肝臓は巨大工場。その工場が病気になる理由は?

B型肝炎……残念ですが、まだ完治が実現できていません
なぜ、B型肝炎になる? なぜ、炎症が起きる?
治療は、インターフェロンと核酸アナログでおこなわれる
「良くなった」は、「治った」とイコールではない
治ったはずなのに、またB型肝炎に?

C型肝炎……100人のうちの98人は治ります
まず、C型肝炎ウイルスの存在を調べます
C型肝炎になっても大丈夫です
ウイルスが消えても、がんのリスクはゼロではない

脂肪肝……予防は、生活習慣病の予防とイコールです
脂肪肝ってよく聞くけど、いったいどんなこと?
生活習慣病と脂肪肝は深い関係がある
脂肪肝の特効薬は、何といっても「減量」です
カロリーについて、これだけは知っておいてください
カロリーを抑える食事療法のポイント

肝硬変……がんにならないために、早めの合併症対策を
肝硬変の肝臓って、見たことありますか?
肝硬変の代償期と非代償期って何? どこが違うの?
肝硬変の合併症には、こんなものがあります
なぜ、この薬を飲むの? 私はこう説明しています
まずは、肝がん一歩手前の肝硬変にならないようにする

肝臓のトラブルには、いろいろな肝障害もあります
薬剤性肝障害……どんな薬でも、肝障害になるリスクがあります
サプリメントによる肝障害……「肝臓に良い」の思い込みに要注意
自己免疫性肝炎……免疫が肝臓を誤爆して起こる肝炎
原発性胆汁性肝硬変……「原発性胆汁性胆管炎」になりました
アルコール性肝障害……アルコール性肝炎以外に、いろいろあります
甲状腺異常からの肝炎……甲状腺機能亢進症で肝臓がやられます

肝臓がん……肝硬変を長持ちさせ、がんにならないこと
肝臓病の死因は、静脈瘤破裂から肝臓がんになっている
がんが疑われたら、肝臓がんの専門治療ができる病院へ

あらゆる武器を使って、肝臓病と闘いましょう
肝臓専門医として、私にはまだまだやることがある
ウルソ……劇的な効果はないが、発がん率を下げる報告もある
プラセンタ療法……C型肝炎だけでなく、肝臓病での活用範囲は広い
BDD……中国で、漢方薬ではない唯一のB型肝炎用の西洋薬
ビタミンE+C療法……脂肪肝炎が続く場合、強い抗酸化力に期待する
漢方療法……慢性肝炎には、十全大補湯の効果が報告されている
食事療法……鉄分と塩分は控え、たんぱく質はしっかり摂る
運動療法……筋肉は第2の肝臓。筋肉が落ちると病気の進行が早まる

肝硬変に、肝臓にやさしい特効レシピをどうぞ
代償期(症状がない時期)のレシピ
非代償期(症状がある時期)のレシピ

コラム コンビニエンスストア・スーパーのお惣菜を上手に利用しよう!

あとがきに代えて …… いざというときの肝臓専門医療機関と肝臓専門医選び

著者プロフィール

川口 光彦  (カワグチ ミツヒコ)  (著/文

医学博士

日本肝臓学会 専門医

日本東洋学会 専門医

日本胎盤臨床医学会 理事

川口メディカルクリニック院長



1958年、兵庫県生まれ。1982年、兵庫医科大学卒業、岡山大学第一内科入局。その後、福山市市民病院内科、広島逓信病院内科を経て、1986年岡山大学第一内科に帰局、肝細胞培養を中心に基礎研究に携わる。1989年津山中央病院内科医、1996年に岡山済生会病院内科に赴任、内科医長就任。2006年、医療法人川口内科院長・理事長に就任。肝臓病についての基本的な知識がないために、病気を悪化させる患者さんと接する中で、本書の執筆を決意する。標準的な治療だけではなく、プラセンタ療法をはじめとする代替医療を柔軟に組み込んだ「統合医療」を駆使して肝臓病の治療にあたっている。

上記内容は本書刊行時のものです。