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てのひらに未来 工藤純子(著/文) - くもん出版
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てのひらに未来 (テノヒラニミライ)

ヤングアダルト
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発行:くもん出版
四六判
縦195mm 横135mm 厚さ18mm
重さ 330g
208ページ
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-7743-3054-9   COPY
ISBN 13
9784774330549   COPY
ISBN 10h
4-7743-3054-X   COPY
ISBN 10
477433054X   COPY
出版者記号
7743   COPY
Cコード
C8093  
8:児童 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年2月27日
書店発売日
登録日
2019年12月5日
最終更新日
2020年2月19日
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紹介

中学生の琴葉が、家族や平和について考えながら、未来に進んでいく物語。

 中学2年生の琴葉は、そりのあわない頑固職人である父親や、居候の気になる年上男子・天馬に悩まされながらも、充実した学生生活を送っていた。琴葉の実家は、父の経営する町工場だったが、ある時期を境に、注文の量が減りはじめ、経営が危うくなってくる。注文が減りはじめた理由は、「琴葉の父が、大口の注文を断ったからだ」ということを知った琴葉は、父に理由を尋ねるが、頑として教えてはくれない。
 実家の危機に立ち向かうなかで、天馬の見せる優しさにふれた琴葉は、次第に彼のことを意識するようになる。やがて、彼の口から「中国人である母と、祖母の折り合いが悪く、家族がバラバラになってしまった」という事実を聞かされる。以来、ますます天馬のことが頭から離れなくなった琴葉。そんななか、これまで姿を見せなかった天馬の父親が工場を訪ねてくる、という知らせが入ってきて……

 第3回児童ペン少年小説賞を受賞した『セカイの空が見えるまち』や『となりの火星人』、『あした、また学校で』など、話題作を発表しつづけている工藤純子先生の新作は、「未来と平和」について考えるきっかけになる物語。

著者プロフィール

工藤純子  (クドウジュンコ)  (著/文

東京都生まれ。2017年、『セカイの空がみえるまち』(講談社)で、第3回児童ペン賞少年小説賞を受賞。おもな作品に、「恋するパティシエール」シリーズ、「ピンポンはねる」シリーズ、『モーグルビート!』(以上、ポプラ社)、「ミラクル☆キッチン」シリーズ(そうえん社)、『となりの火星人』『あした、また学校で』(以上、講談社)などがある。日本児童文学者協会会員。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人。

酒井以  (サカイサネ)  (イラスト

イラストレーター。児童書の装画を手がけた作品に『わたしの苦手なあの子』(朝比奈蓉子・作)『かみさまにあいたい』(当原珠樹・作/以上、ポプラ社)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。