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在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
子どもの文化 書店(直)
直接取引:あり(その他)
ある在日朝鮮社会科学者の散策
「博愛の世界観」を求めて
発行:現代企画室
A5判
縦210mm
横149mm
厚さ22mm
重さ 420g
288ページ
並製
価格
2,300円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2017年3月
- 書店発売日
- 2017年3月7日
- 登録日
- 2017年3月1日
- 最終更新日
- 2017年3月17日
書評掲載情報
2017-03-12 | 産經新聞 朝刊 |
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紹介
祖国朝鮮の統一を願い、亡命した日本で主体思想を研究、第一人者になったが、金炳植事件や黄長華韓国亡命などで運命が二転三転。日・朝・韓戦後史の渦中を生きた社会科学者が、数奇な88年の旅のすべてを語る。
「社会実践は真理の尺度である。民衆はつねに正義の審判者である。歴史は栄枯盛衰の鏡である。現代朝鮮のふたつの現実も歴史の審判を免れ得ない。檀君朝鮮を止揚して金日成朝鮮の開闢を告げた北朝鮮を、後世の思想家はどう評するのだろう。人民民主主義を標榜する国家が白頭血縁の王朝国家に変貌した北朝鮮を、後世の歴史家はどう評するのだろう。……民主主義の下では被告にも抗弁する権利が与えられる。北朝鮮における主体思想研究の大まかな流れと、その流れの中で私がどう動いたかを書き留めたのは、私のささやかな抗弁権の表現である。」(本書より)
上記内容は本書刊行時のものです。