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ラテンアメリカ文学バザール
初
原書: 0
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2000年3月
- 書店発売日
- 2000年3月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2012年4月17日
紹介
ラテンアメリカ文学は、なぜ、かくも楽しく、切なく、魅力的なのか。マルケス、リョサをはじめ新世代の作家たちの作品を論じ、映画と小説・先住民の踊りなどにも触れる。
目次
第1部 ラテンアメリカの作家たち 7
1 ガルシア=マルケス――友情と銃弾 8
2 バルガス=リョサ――笑いと反逆 15
3 ルルフォ――荒涼たる風景 22
4 プイグ――老いと死 28
5 アレナス――苦難の日々 33
6 ボルヘス――書物と闇 38
7 コルタサル――聖なる時間 46
8 イサベル・アジェンデ――あふれる物語 51
9 カルペンティエル――旅と魔術 58
10 ビオイ=カサーレス--幻と狂気 63
11 オクタビオ・パス――強靭な知性 68
12 ネルーダ――すべてを詩に 73
13 ブライス=エチェニケ――饒舌な語り口 79
14 オネッティ―― 強力な磁場 83
15 フエンテス――仮面と鏡 87
16 アルゲダス――ふたつの文化の狭間で 92
17 アストゥリアス――新しい小説の夜明け 99
18 ドノーソ――ブームの時代 105
19 マルティ――詩と独立運動 112
20 セプルベダ――文明の野蛮性 117
第2部 ラテンアメリカ文学の周辺 121
1 ペルーでの日々 122
2 アルゲダスとハサミの踊り手 131
3 小説と映画 141
ネルーダと「イル・ポスティーノ」/マヌエル・プイグと「蜘蛛女の
キス」/
ボルヘスと「エビータ」/バルガス=リョサと『フリアとシナリオラ
イター』/
ルルフォと「黄金の鶏」/ガルシア=マルケスと『十二の遍歴の物
語』
4 日本文学の翻訳 153
新しい翻訳家たちの登場/春樹やばななよりも谷崎や川端/芭蕉のハ
イク
5 コラム集 161
リベイロの暖かな筆致/バレンスエラの女性たち/モンテロソの笑い
と皮肉/
ボンバルの繊細さ/アントニオ・シスネロスの小さな物語/
パチェーコの鮮やかな戦略/ペドロ・シモセの詩集/スコルサの『ラ
ンカスのための弔鐘』/
クロリンダ・マットの『巣のない鳥たち』/ビクトリア・オカンポの
詳伝/
ペリ=ロッシの淫靡な妄想/ロア=バストスの独裁者小説/
ルベン・ダリーオの新しい文体/レサマ=リマの栄光と哀しみ/
ベネデッティのコラム集/ロペス・アルブーハルの官能的な小説/
マストレッタの恋愛小説/ラウラ・エスキベルの調理場/レイローサ
の白日夢
あとがき 191
上記内容は本書刊行時のものです。