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ほうしゃの雨はもういらない : 原水禁署名運動と虚像の原子力平和利用
発行:凱風社
B6判
縦190mm
157ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2016-2-10
- 登録日
- 2016年3月6日
- 最終更新日
- 2016年3月6日
書評掲載情報
2016-03-06 | 毎日新聞 |
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紹介
ビキニ事件から、核実験「ノー!」の声が上がり、署名運動が始まり、全国で三二〇〇万筆の署名が集まり、翌年、原水禁世界大会が開かれた。しかし、この時期、コインの裏側のように核の「平和利用」の動きが始まった。なぜ、「禁止」を求める運動と「利用」が同時期に始まったのか。…広島、長崎、ビキニから福島につながるカラクリは何なのか。核兵器が使用されてから七〇年、核に翻弄されたこの七〇年の中で、ポッと光を放つ初期原水爆禁止署名運動と核の「平和利用」の歴史をふり返り、現在を考える。
目次
1 ビキニ事件の発生
2 アイゼンハワー政権と「アトムズ・フォー・ピース」
3 原水爆禁止署名運動のプロローグ
4 杉並の原水爆禁止署名運動
5 全国へ、そして世界へ
6 米国の巻き返しと日米核同盟
上記内容は本書刊行時のものです。