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日本のシンガポール占領 : 証言=「昭南島」の三年半
発行:凱風社
縦210mm
325ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2013年9月
- 登録日
- 2016年9月6日
- 最終更新日
- 2016年9月6日
紹介
一九七〇年、西ドイツのブラント首相はワルシャワ・ゲットーの記念碑の前でひざまずいて、ナチスの犯罪に対して深い謝罪の意を示した。ひるがえって、シンガポールの「日本占領時期死難人民紀念碑」の前で日本の首相が、献花にとどまらず謝罪をすることが、果たしてあるだろうか。日本と隣国との間で歴史認識と領土をめぐる軋轢が絶えない。東アジアに限らず「真の和解」への道は、加害者の謝罪があってはじめて開ける。本書に収載されているのは、占領下のシンガポール住民が体験した日本占領の真の姿だ。
目次
第1章 一つの時代の終幕-占領への序曲
第2章 戦争の勃発-シンガポール包囲戦
第3章 日本時代が始まる-住民への対応
第4章 法と秩序-日本の占領政策
第5章 昭南島の日常-大東亜共栄圏の暮らし
第6章 終局の始まり-ナショナリズムのルーツ
上記内容は本書刊行時のものです。