...
【利用可】
書店員向け情報 HELP
ジャーナリズム考
発行:凱風社
縦200mm
830ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2010年5月
- 登録日
- 2016年10月17日
- 最終更新日
- 2016年10月17日
紹介
書評を土台に、現行の活字ジャーナリズムを批判的に考察。「ことば」よりほかに武器無き無冠の帝王・ジャーナリズムは「単独者」としてたたかう精神においてしか存在しえないのではないか。
目次
1 ことばで対峙する(ノンフィクションとフィクションのあわい-辺見庸
自立と自律を探るルポルタージュ-鎌田慧 ほか)
2 新聞と言論の自由(ジャーナリズムにおける腐敗の構造-言論統制と新聞社、そして「押し紙」
戦後日本に引き継がれた時代経験-小川五郎、増山太助、そして瀧川事件、読売争議 ほか)
3 本づくりの根っこ(批評の精神、図書館の美学-戸坂潤、中井正一
グーグルからグーテンベルクへ-デジタル化時代のインキュナブラ(初期印刷本) ほか)
4 メディアの現在形(冤罪と死刑-刑事司法の「正義」 免田事件、犯罪被害者と死刑囚、安田事件
六〇年後の松川裁判-新たな研究・回想と広津和郎の精神 ほか)
上記内容は本書刊行時のものです。