カレンダー 山本純子(著) - 仮説社
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カレンダー
学校のはる・なつ・あき・ふゆ
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2023年3月29日
- 書店発売日
- 2023年3月31日
- 登録日
- 2023年2月9日
- 最終更新日
- 2023年5月10日
紹介
詩集「カレンダー」は，「学校通信」や「学年だより」などの学校で配られるさまざまなプリントの片隅に，ふっと子どもたちの心を和ませるような詩が添えられたら……そんな思いから生まれました。
わずかな時間で読める短い詩から少し長い詩まで，四季折々の子どもたちの姿を生き生きと描いたさまざまな詩が集められていますので，これ，というものがありましたら，ぜひ子どもたちに届けてみてください。
前書きなど
学校では、「学年だより」とか「図書館だより」「保健だより」といったプリント類がよく配られます。それを見ると、片すみに季節感のあるイラストが添えられていて、それを眺めることで、ふっと気もちがなごんだりします。そんな、ささやかで心地いい瞬間のために、学校のプリント向けの『学校のカット・イラスト集』というようなタイトルの本がたくさん作られています。
季節感のある短い詩をたくさん集めて、『学校のカット・イラスト集』のような詩集を作りたい、というのが、この本を作った動機です。プリントの片すみに載せられた詩に、子どもたちが何気なく目をとめて、詩の中の子どもと自分が似ているな、と思ったり、詩の中の子どもと友だちになりたいな、と感じてくれたら、どんなにうれしいでしょう。
本書は、「春」「夏」「秋」「冬」「春・卒業」という五章から構成されています。
「春」から「冬」の章の前半には、わずかな時間でさっと目を通せる短い詩、後半には、詩を少し読み慣れた子どもたちに向けた少し長めの詩を載せています。季節を問わず、プリントに載せられる詩もたくさん入っています。どうぞ、どのページからでもご覧いただいて、「ああ、これ」と思われる作品がありましたら、ぜひ子どもたちに届けていただきたいと願っています。（山本純子）
版元から一言
優れた現代詩の書き手であり少年詩の書き手でもある山本純子さんが「学校で利用されること」を念頭に編んだ少年詩集です。わずかな時間で読める短い詩から，少し長い詩まで四季折々の子どもたちの姿が生き生きと描かれた詩が数多く収められています。
帯には『ともだちや』『さかさまライオン』などで，学校現場で広く親しまれてきた童話作家・詩人の内田麟太郎さんによる推薦の言葉もあります。
上記内容は本書刊行時のものです。
