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海のミクロ生物図鑑 西田 百代(著・写真) - 仮説社
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海のミクロ生物図鑑 チリメンモンスターの中に広がる世界

発行:仮説社
B5判
縦258mm 横182mm 厚さ7mm
128ページ
PUR
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-7735-0299-2
Cコード
C0645
一般 図鑑 生物学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年4月15日
書店発売日
登録日
2020年3月9日
最終更新日
2020年4月17日
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紹介

 外からは見えない海の中には、たくさんの生き物がすんでいます。魚はもちろんですが、魚以外にも、イカやタコ、そしてカニやエビなどの甲殻類もいっぱいすんでいます。大きいものから目に見えないくらい小さいものまで。

 そんな生きもののなかには、生まれてしばらくは小さい体で海の中を漂っていたりします。そして、チリメンジャコ漁でカタクチイワシと一緒に網にかかるものがたくさんいます。なかには、モンスターと言いたくなるような奇妙な形をした生きものもいっぱい見つかります。

 本書は、そんな、海の中を漂っているミクロな生きものの図鑑です。
 この図鑑を広げて、チリメンジャコと一緒に網にかかった生きもの、チリメンモンスターの中に広がる世界を存分にお楽しみください。

目次

目 次
●魚 類
ウナギ目アナゴ科アナゴの仲間のレプトケファルス 11
ニシン目ニシン科ウルメイワシ 12
ニシン目ニシン科キビナゴ 12
ニシン目ニシン科サッパ 12
ニシン目ニシン科マイワシ 13
ニシン目カタクチイワシ科カタクチイワシ 14
サケ目アユ科アユの仲間 15
ヒメ目エソ科エソの仲間 16
ハダカイワシ目ハダカイワシ科ハダカイワシの仲間 17
タラ目チゴダラ科チゴダラの仲間 18
タラ目サイウオ科サイウオの仲間 19
キンメダイ目イットウダイ科イットウダイの仲間 20
キンメダイ目マツカサウオ科マツカサウオ 21
マトウダイ目マトウダイ科マトウダイ 22
トゲウオ目ヤガラ科ヤガラの仲間 23
トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴの仲間 24
トゲウオ目ヨウジウオ科ヨウジウオの仲間 25
ボラ目ボラ科ボラの仲間 26
ダツ目トビウオ科トビウオの仲間 27
スズキ目メバル科カサゴの仲間 28
スズキ目メバル科メバルの仲間 29
スズキ目メバル科ムラソイ 30
スズキ目フサカサゴ科フサカサゴの仲間 30
スズキ目ホウボウ科ホウボウの仲間 31
スズキ目コチ科コチの仲間 32
スズキ目ハタ科ハタの仲間 33
スズキ目ハタ科キハッソク 34
スズキ目キントキダイ科キントキダイの仲間 35
スズキ目テンジクダイ科テンジクダイの仲間 36
スズキ目アマダイ科アマダイの仲間 37
スズキ目コバンザメ科コバンザメ 38
スズキ目シイラ科シイラ 39
スズキ目ギンカガミ科ギンカガミ 40
スズキ目アジ科アジの仲間 41
スズキ目アジ科カイワリ 42
スズキ目アジ科イケカツオの仲間 43
スズキ目アジ科イトヒキアジ 43
スズキ目アジ科ムロアジの仲間 43
スズキ目ヒイラギ科ヒイラギ 44
スズキ目フエダイ科フエダイの仲間 45
スズキ目クロサギ科クロサギの仲間 46
スズキ目クロサギ科セダカクロサギ 46
スズキ目タイ科タイの仲間 47
スズキ目タイ科キチヌ 48
スズキ目タイ科マダイ 49
スズキ目フエフキダイ科フエフキダイの仲間 50
スズキ目キス科シロギスの仲間 51
スズキ目ヒメジ科ヒメジの仲間 52
スズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオの仲間 53
スズキ目キンチャクダイ科キンチャクダイの仲間 54
スズキ目アカタチ科アカタチの仲間 55
スズキ目スズメダイ科スズメダイの仲間 56
スズキ目シマイサキ科シマイサキの仲間 57
スズキ目イボダイ科イボダイの仲間 58
スズキ目ベラ科ベラの仲間 59
スズキ目アイナメ科アイナメの仲間 60
スズキ目イカナゴ科イカナゴ 61
スズキ目イカナゴ科タイワンイカナゴの仲間 62
スズキ目ミシマオコゼ科ミシマオコゼの仲間 63
スズキ目イソギンポ科イソギンポの仲間 64
スズキ目イソギンポ科ナベカの仲間 65
スズキ目イソギンポ科ニジギンポの仲間 66
スズキ目ネズッポ科ネズッポの仲間 67
スズキ目ハゼ科ハゼの仲間 68
スズキ目ハゼ科シロウオ 69
スズキ目アイゴ科アイゴの仲間 70
スズキ目カマス科カマスの仲間 71
スズキ目クロタチカマス科クロタチカマスの仲間 72
スズキ目タチウオ科タチウオの仲間 73
スズキ目サバ科サワラ 74
スズキ目サバ科サバの仲間 75
カレイ目ヒラメ科ヒラメの仲間 76
カレイ目ダルマガレイ科ダルマガレイの仲間 77
カレイ目カレイ科メイタガレイ 78
カレイ目ウシノシタ科ウシノシタの仲間 79
カレイ目ササウシノシタ科ササウシノシタの仲間 80
フグ目カワハギ科カワハギの仲間 81
フグ目カワハギ科ウマヅラハギの仲間 82
フグ目フグ科フグの仲間 83
フグ目ハコフグ科ハコフグ 84

■タコ・イカ・貝・エビ・カニ・甲殻類・その他

タコ目マダコ科マダコ 85
ツツイカ目アカイカ科スルメイカ 86
ミミイカ目ミミイカ科ミミイカ  86
イガイ目イガイ科ホトトギスガイ  87
古腹足目エビスガイ科ニシキエビスガイの幼貝  87
古腹足目ニシキウズガイ科キヌシタダミ 87
新腹足目ヤツシロガイ科ヤツシロガイの稚貝 87
新腹足目フトコロガイ科シラゲガイ 87
マルスダレガイ目アサジガイ科シズクガイの幼貝 87
異足目クチキレウキガイ科クチキレウキガイの仲間 88
有殻翼足目ウキビシガイ科ウキビシガイ 89
有殻翼足目ウキビシガイ科ウキヅノガイ 89
有殻翼足目ウキビシガイ科スジウキヅノガイ 89
有殻翼足目カメガイ科ヒラカメガイ 90
有殻翼足目カメガイ科キヨコカメガイ 90
有殻翼足目カメガイ科ササノツユガイ 90
十脚目エビ・カニ類の分類 91
十脚目モエビ科トガリモエビ属の仲間ゾエア幼生 92
十脚目ヒゲナガモエビ科ヒゲナガモエビ属の仲間ゾエア幼生 92
十脚目テナガエビ科スジエビ属の仲間ゾエア幼生 92
十脚目クルマエビ科クルマエビ科の仲間稚エビ 93
十脚目サクラエビ科アキアミの亜成体又は成体 93
十脚目ユメエビ科ナミノリユメエビ又はケフサユメエビ 94
十脚目オキエビ科ソコシラエビ属の仲間 95
十脚目オキエビ科マルソコシラエビ又はフトソコシラエビ 95
十脚目テッポウエビ科テッポウエビ属の仲間の成体 96
十脚目エビジャコ科エビジャコ属の仲間の稚エビ 96
十脚目ヒメサンゴモエビ科ヒメサンゴモエビ科の仲間稚エビ 97
十脚目モエビ科タコクラゲモエビ ♀ 97
十脚目タラバエビ科クラゲエビ 97
十脚目セミエビ科セミエビ科の仲間フィロゾーマ幼生 98
十脚目カニ類のゾエア幼生 99
十脚目カクレガニ科ピンノの仲間ゾエア幼生 99
十脚目ヘイケガニ科ヘイケガニ科の仲間ゾエア幼生 99
十脚目異尾下目ホンヤドカリ科・スナホリガニ科・カニダマシ科・クダヒゲガニ科・
 イボトケガニ科の仲間の ゾエア幼生 100
十脚目カニ類のメガロパ幼生 101
十脚目ショウジンガニ科ショウジンガニのメガロパ幼生 101
十脚目イワガニ上科イワガニ上科の仲間のメガロパ幼生 101
十脚目ベンケイガニ科ベンケイガニ科の仲間のメガロパ幼生 101
十脚目カイカムリ科カイカムリ科の仲間のメガロパ幼生 102
十脚目コブシガニ科コブシガニ科の仲間メガロパ幼生 102
十脚目ワタリガニ科ワタリガニ科の仲間メガロパ幼生 103
十脚目クモガニ科クモガニ上科の仲間メガロパ幼生 103
十脚目科名不明カニの仲間メガロパ幼生 103
十脚目オサガニ科オヨギノピンノの稚ガニ 104
十脚目ムツアシガニ科ヒメムツアシガニ 104
十脚目カクレガニ科ラスパンマメガニ 104
十脚目ワタリガニ科ガザミの幼体 104
十脚目ワタリガニ科シマイシガニの稚ガニ 104
十脚目カニダマシ科カニダマシ科の仲間ゾエア幼生 105
十脚目カニダマシ科
カニダマシ科の仲間メガロパ幼生・幼体 105
十脚目コシオリエビ科コシオリエビ科の仲間メガロパ幼生・成体 106
十脚目ホンヤドカリ科ホンヤドカリ科の仲間ゾエア幼生・メガロパ幼生 107
十脚目ヤドカリ科トゲツノヤドカリの成体 108
口脚目シャコ科シャコ科の仲間のアリマ幼生 109
オキアミ目科目不明オキアミの仲間 110
アミ目科目不明アミの仲間 110
端脚目科目不明クラゲノミの仲間 111
端脚目ノコバウミノミ科ノコバウミノミ科の仲間 111
端脚目クラゲノミ科ナガヒゲウミノミ上科の仲間 111
端脚目マルオウミノミ科ツノウミノミ属の仲間 111
端脚目マルオウミノミ科トゲウミノミ属の仲間 111
端脚目ボウズウミノミ科ボウズウミノミ科の仲間 112
端脚目トガリズキンウミノミ科トガリズキンウミノミ科の仲間 112
端脚目トガリズキンウミノミ科オオトガリズキンウミノミ 112
端脚目トガリズキンウミノミ科ハリナガズキンウミノミ 112
端脚目カマキリヨコエビ科カマキリヨコエビ科の仲間 113
端脚目ヒゲナガヨコエビ科ヒゲナガヨコエビ科の仲間 113
端脚目ワレカラ科トゲワレカラ 114
端脚目ワレカラ科ムカシワレカラ 114
端脚目ワレカラ科マルエラワレカラ 114
等脚目ウオノエ科ウオノエ科の仲間 115
等脚目ウオノエ科タイノエ 116
無柄目科名不明フジツボの仲間の蔓脚脱皮殻 117
カラヌス目科名不明カイアシの仲間 118
腹筋目イソヤムシ科ヤムシの仲間 119
チョウ目チョウ科マツイウミチョウ 120
旗口クラゲ目オキクラゲ科アカクラゲ 121
游在目ゴカイ科ゴカイ科の仲間の遊泳幼生 122
クモヒトデ目科名不明クモヒトデの仲間 122
目名不明科名不明コケムシの仲間 122

参考文献......123
索引......124

前書きなど

はじめに

 チリメンジャコ(イワシ類の仔し 稚ち 魚)は大きな網を船で引っ張って漁獲しますが,同時に孵ふ 化して 間もないイワシ以外の稚魚やエビ・カニの幼生などミクロな海洋生物も獲れ,ふつう邪魔な混獲物として 捨てられてきました。しかし,きしわだ自然資料館ときしわだ自然友の会の人達はこの混獲物をチリメン モンスター(略称“チリモン”)と名づけ,学会で発表されました。そのおかげで“チリモン探し”は 生物多様性や海の環境保全を学ぶ格好の教材として,いまや全国的な脚光を浴びています。

 私は勤務していた病院を定年退職した後,何か面白いことはないかと探している時にチリモンに出会い ました。私が所属している大阪自然環境保全協会が行う“チリモン探し”のイベントに初めて参加した 時のことです。子供達が小さな魚や,エビ,カニを次々と見つけて“これは何という名前?”と尋ねて きました。名前が分からないだけでなく,老眼の私には小さなチリモンはまったく見わけができません でした。これではいけないと思って,すぐに実体顕微鏡を買いました。20倍の顕微鏡で見ると,小さい 体なのに,鋭く尖った歯がびっしり並び,餌を見つけたら噛みついて離さないぞ!というような恐ろし い顔のタチウオ,カマキリとそっくりな鎌型の脚を持つシャコ,潜望鏡のような体から上に伸びだした 眼を持つカニ,体の何倍も長い棘を持つ魚や,お腹に卵がいっぱい詰まった小さな甲殻類など,種によってそれぞれ独特の姿を見せてくれました。しかも成長期にあるチリモン達はどんどん形を変化させ,時には短い間に全く異なる姿に変身することもあります。食うか食われるかの,厳しい海の中で生き 残り,子孫を増やすために進化させてきた彼等の戦略を垣間見たようで,私は大変感動しました。

 そんなことで,私は大阪自然環境保全協会の対外自然協力隊のメンバーに呼びかけて,2011年に チリモン勉強会を立ちあげました。きしわだ自然資料館学芸員の柏尾翔さんや,きしわだ自然友の会 の日下部敬之さん,斎藤真美さん,藤田吉広さん達のご指導を受けながらチリモングループのメンバー とともに勉強を続け,今年で8年になります。

 海のミクロ生物の写真を撮るために,カメラの選択,撮影や照明の仕方,試料の保湿方法など種々 の工夫を重ねてきました。撮りためた数千枚の写真を整理し,2014年に“大阪湾のミクロ水族館”, 2015年に“チリモン写真館”をメンバー用の参考資料として印刷しました。
 ただ,この2冊は写真と簡単な見分け方を書いただけの写真集でしたので,いつかはこれらの写真集を, もっと内容のある図鑑に近づけたいという気持ちがありました。しかし,本来が歯科医である私は海洋 生物に関する知識が乏しく,前に進めずに足踏みしていましたが,事情を知った小学校からの級友で北里大学海洋生命科学部元教授の岩田宗彦さんが,同じ学部の井田齊名誉教授に私の指導を依頼してくれたことで大きく道が開けました。 図鑑を作るにあたって,1写真だけでは分かりにくい特徴を示すため,ほとんど全ての種にイラストを添えること,そのため,沖山宗雄編『日本産稚魚図鑑第II版』(東海大学出版会,2014)の図をベースに, イラストレータの荻野和良さんに新しく図を描き改めてもらうこと,2成魚の写真を加えること,3形態 と生態の説明文を拡充することの3つを計画しました。監修者の井田先生からは,1種ずつ,例えば背ビレ の棘とげの数や形の誤りなど細部にわたる徹底した指摘をいただき,荻野さんには何度も修正をお願いした 結果,新しいイラストを完成することが出来ました。

 成魚の多くは行きつけの街の魚屋で購入し,一部はネットで入手しました。須磨海岸生物調査研究所 のベントス調査に参加して得た魚もあります。さらに各地の水族館に出かけて泳いでいる成魚の写真も 撮りました。また各所に挿入したコラム欄では,稚魚だけでなく成魚の形態や生態などの解説を行い ました。2017年1月に魚類(79種)だけをまとめて,“海のミクロ生物図鑑(魚類編)”として自費出版 しました。

 魚類編に引き続いて,甲殻類編の図鑑の制作に取り掛かりました。イカ・タコ類,貝類,エビ・カニ類, その他の甲殻類について指導してくださる専門家を探す必要がありましたが,各分野の専門家がおられ ても,幼生に詳しい専門家がなかなか見つからず,苦労しました。

 有難いことにエビ・カニ類は鹿児島大学水産学部の鈴木廣志教授,貝類は西宮市貝類館の高田良治 学芸員,端脚目は広島大学大学院教育研究科の富川光准教授に指導を頂くことができました。
 イカについては北海道大学大学院水産科学研究院のRichard, B.J.准教授に写真を送ったところ,その 写真を窪寺恒己先生に転送してくださいました。その翌日,窪寺先生からメールが送られてきました。 私の撮ったイカの写真が,ダイオウイカで有名な国立科学博物館の窪寺先生にまで届いたのには本当に 驚きました。イカ・タコ類については窪寺先生が指導してくださいました。
 更に,チリモン試料に出てくる幼生達は,種としての形態的特徴がまだ完成していないので,より 正確な種の同定をするには色々な専門家に指導を仰いだ方が良いだろと,窪寺先生のご厚意で,貝類は, 日本貝類学会の名誉会長で,東京水産大学名誉教授の奥谷喬司先生と,エビの分類学に非常に詳しい 千葉県立中央博物館動物学研究科の駒井智幸科長を紹介してくださいました。3人の専門家が加わって くださった結果,イカ・タコ,貝,エビ・カニその他の甲殻類で,これまで名前が分からなかった多くの 幼生の種名,または属名,あるいは少なくとも科名までは分かりました。2018年1月に魚類編と甲殻類編 を合版し“海のミクロ生物図鑑”として自費出版しました。

 海洋生物の各分野の高名な専門家の指導のおかげで,内容の濃い図鑑に仕上がったと思います。これ まではチリモングループのための参考資料として自費出版してきましたが,この図鑑をもっと多くの人 に利用してもらうには,正式な出版物として出した方が良いと周りから強く勧められ,今回,仮説社から 出版することになりました。
 私は,海洋生物についての専門知識はまだまだ乏しいのですが,人の生命を守る一人の医者として 長く働いてきましたので,この図鑑が海の生き物の生命の大切さ,彼らの命を育む海の環境を守ること の大切さを子供達だけでなく,多くの人々に伝えるための一助になれば幸いです。

 最後に,この図鑑の出版を快く引き受けてくださった仮説社の川崎浩さんに深く感謝します。また, ご協力いただいた大阪自然環境保全協会・対外自然協力隊のチリモングループのメンバーや,きしわだ 自然資料館ときしわだ自然友の会の方々に深く感謝します。
     2020. 2. 29 西田百代

版元から一言

 チリメンジャコ漁でカタクチイワシと一緒に網にかかった魚の赤ちゃんなどを、きしわだ自然友の会の人たちが「チリメンモンスター(チリモン)」と名付けました。チリモンをチリメンジャコの中から探す作業を通して、多くの人々に、海の生物の多様性などを学んでもらうときに、見つけた生きものが何であるかを調べるためにこの図鑑が大いに役立ちます。

著者プロフィール

西田 百代  (ニシダ モモヨ)  (著・写真

西田百代(にしだ ももよ)
1942 年生まれ。
大阪大学歯学部卒業,大阪大学歯学研究科修了(歯学博士)。
大阪府立身体障害者福祉センター附属病院歯科部長,大阪急性期総合医療センター障害者歯科主任部長を経て,
2007 年定年退職。
現在は,大阪自然環境保全協会対外自然協力隊チリモン担当責任者。

井田 齊  (イダ ヒトシ)  (監修

1940 年生まれ。東京水産大学卒業,東京大学大学院農学系研究科博士課程修了(農学博士)。東京大学総合研究博物館助手,北里大学海洋生命科学部教授を経て,現在は同大学名誉教授。専門は魚類分類学・生態学。

上記内容は本書刊行時のものです。