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たのしく教師デビュー 高野 圭(著) - 仮説社
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たのしく教師デビュー 通信教育で教員免許を取得し営業マンから高校教師になったボクの話

発行:仮説社
四六判
縦188mm 横128mm 厚さ12mm
重さ 248g
224ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-7735-0287-9
Cコード
C0037
一般 単行本 教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年8月
書店発売日
登録日
2018年7月20日
最終更新日
2018年8月2日
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紹介

 この本は、明星大学通信教育学部で小原茂巳教授から仮説実験授業を学び、〈子どもたちに喜ばれる授業をすること〉に目覚めた著者の、教師デビューから数年間にわたる歩みを記録したものです。
 「ボク自身は〈教師という職業〉で悩んだりすることよりも、たのしくやれちゃっている部分の方が大きいのです」「教師という職業にかぎらず、〈仕事するってたのしそうだな〉〈大人になるのもわるくないものだな〉というカンジを、子どもたちには伝えていきたい。そのために、子どもたちの一番身近で働いているボクたち教師にできることは、〈生徒と接する時間が一番長い授業をたのしくすること=たのしく仕事をしている姿を見せること〉なんじゃないか」と語る著者。そんな新米教師の姿と、それを取り囲む生徒たちの交流の記録は、きっと多くの先生方を励まし、勇気づけ、新たな気持ちで明日を迎えさせてくれるでしょう。

目次

はじめに ……1

1年目
 最初の授業でイイ先入観を ……12
  ♦ラブレターみたいな感想をもらってニンマリ♡
 「先生が一番たのしそう!」だなんて ……26
  ♦高校2年生と《もしも原子が見えたなら》
 生徒に謝る? 謝らない? ……36
  ♦教師が校則違反をしてしまったら…
 〈たのしみごと〉もイイじゃない ……47
  ♦ものづくりから生まれるコミュニケーション
 お別れのメッセージを手紙にして……58
  ♦生徒の感想で振り返る新米教師の1年間
  
  ボクの定番メニュー①
  ●私は誰でしょうゲーム……72

2年目
 別れと出会いの新学期 ……78
  ♦さびしいけれど,うれしいことも
 相談できる人がいてよかった! ……87
  ♦たくさんのヒトやモノに助けられてます
 進路に悩んだボクだから ……98
  ♦遠回りしたボクが高校生に伝えたいこと
 授業して感謝されるシアワセ ……111
  ♦感想文に並んだ「ありがとう」の言葉
 「何で先生は厳しくないの?」……118
  ♦放送部のインタビューを受けて考えたこと
  
  ボクの定番メニュー②
  ●困ったときの「動物シール」……124

番外編
 そうだ,教師になろう!①……131
  ♦高校時代から二度目の大学入学まで
 そうだ,教師になろう!②……138
  ♦小原先生との出会いから教員採用試験合格まで
 教科書授業、どうしてますか?……147
  ♦少しでもマシな授業を目指してボクがやっていること

  ボクの定番メニュー③
  ●おすすめ道具&スポット……156

3年目
 バスケ部の主顧問になっちゃった!……160
  ♦涙から始まった1年半の主顧問生活
 知識の丸暗記よりも大切なこと……169
  ♦日常の感覚や自分自身の経験も大事!
 新しい世界が広がった! ボクと生徒の色彩検定受験記① ……185
  ♦教師のボクだからできること
 新しい世界が広がった! ボクと生徒の色彩検定受験記② ……195
  ♦本当の〈学び〉がもたらしてくれたもの
 
  ボクの定番メニュー④
  ●小原式ラクラク採点法…… 209

 あとがき ……214
 本文に登場する授業書の紹介……219

前書きなど

まえがき

 「先生の授業ってたのしいね!」「先生自身も,いつもたのしそうだね!」
 まだまだ教師になりたてのボクなのに、こんな嬉しい感想を毎年のように高校生たちからもらっています。なんとシアワセなことでしょうか(おいおい,のっけから自慢か~い!)。この本は、そんなボクが公立高校の理科教師としてデビューした1~3年目に書いた記録を中心にまとめたものです。
 けれども、ボクは自慢をするためにこの本を書いたわけではありません。特別な才能もなく、メンドくさがり屋のボクがこんな文章を書くようになった理由は、二つあります。
 まず第一に、それは目の前で活躍してくれる高校生たちの存在です。学校の主人公でもあり、嬉しい評価でボクを元気づけてくれる高校生たちの存在がなければ、こんな文章を書くことはなかったでしょう。そして、もう一つの理由は「こんな幸せな教師生活は、ボクだけでなく、実は誰にでも可能だ」ということを伝えるためです。
 もちろんボクだって、教師をしていて悩んだり落ち込んだりすることもあります。本文でも、そんな様子が垣間見えるかと思います。そういえば、ニュースでは「日本の教師は国際的に見てもダントツで忙しい」などの報道がされたり、初任者研修でも、同期の人たちから「校務分掌とか、学校の決まり事とか、やらなきゃいけないことに縛られて、やりたいことができない」などの話を聞きます。けれど、実はボク自身は〈教師という職業〉で悩んだりすることよりも、たのしくやれちゃっている部分の方が大きいのです。〈たのしく仕事ができる〉ということ──これは,ボクにとって決定的に大事なのです。
 大学卒業後、ボクは民間企業で営業職を経験してから、教員免許取得のために通信教育課程の大学に再入学し、30歳になる年に教師デビューしました。そんなボクですから、「ストレートで教師になった同世代より給料が安いし、遠回りして教師になったからこそ、その分仕事をたのしまなくちゃ」なんてことを思っているのです(笑)。給料も大事だけれど、それ以上に「やりがい」や「たのしさ」、それと営業職だったこともあるのか、「お客さん(生徒)が喜んでくれなきゃ」という視点を大事にしてたいわけです。
 なーんて、カッコいいことを言ってみたけれど、ボク自身も過去のことを思い出してどんよりしたり、明るい未来を考えられなくなる時もあります。「仕事忙しいなぁ」と思う時だってあります。でもそんな時は、人に相談したり、愚痴をこぼしたり、誰かのステキな実践を聞いたり、高校生たちの感想文に励まされたり…。困った時は、そうやって周りの人たちに助けてもらっています。この本を読んでくれたアナタとも、そんな仲間であれたらいいな…。そんなことを思っています。

版元から一言

 この本は、明星大学通信教育学部で小原茂巳教授の教えを受け、〈子どもたちに喜ばれる授業をすること〉に目覚めた著者の、教師デビューから数年間にわたる歩みを記録したものです。
 暗い話題の多い教育現場にあって、「ボク自身は〈教師という職業〉で悩んだりすることよりも、たのしくやれちゃっている部分の方が大きいのです」「教師という職業にかぎらず,〈仕事するってたのしそうだな〉〈大人になるのもわるくないものだな〉というカンジを、子どもたちには伝えていきたい。そのために、子どもたちの一番身近で働いているボクたち教師にできることは、〈生徒と接する時間が一番長い授業をたのしくすること=たのしく仕事をしている姿を見せること〉なんじゃないか」と語る著者。そんな新米教師の姿と、それを取り囲む生徒たちの交流の記録は、きっと多くの先生方を励まし、勇気づけ、新たな気持ちで明日を迎えさせてくれるでしょう。

著者プロフィール

高野 圭  (タカノ ケイ)  (

♦高野 圭(タカノ ケイ)

1984年   千葉県に生まれる。
2007年3月 芝浦工業大学工学部機械工学科卒業。
2007年4月 TOA株式会社に入社。
2012年4月 明星大学 通信教育部 教育学部に入学(2012年度より明星大学の通信教育課程で理科の免許が取れるようになり,一期生として入学)。
2012年5月 TOA株式会社を退社。
2012年9月 東京都昭島市の中学校で学校支援員のアルバイトを始める。この時期,小原茂巳先生の授業見学も始める。
2014年3月 中学・高校の教員免許状(理科)を取得。
2014年4月 北海道の高校教員になる。

仮説実験授業研究会会員。色彩検定2級。日本キャリア開発協会(JCDA)会員。

上記内容は本書刊行時のものです。