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理科教育法入門
科学のたのしさ伝えたい
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年4月
- 書店発売日
- 2016年3月25日
- 登録日
- 2016年3月8日
- 最終更新日
- 2016年3月30日
紹介
著者は,長年,中学校の理科教師を務め,定年後は明星大学の講師として「理科教育法」を教えています。その経験から,たのしく理科教師を続けるための手立てを公開。意欲のある人なら誰でも理科教師を続けられます。そのためのヒントが盛りだくさん!
目次
子どもの気持ちが見える窓/表現しないヒロトくんの〈表現〉/僕は天才かもしれない/〈科学のすばらしさ〉と〈自分のすばらしさ〉について考える/〈集団の授業〉か〈能力別・個別の授業〉か/地球儀/「実験」とはどういうものか?/「実験が失敗」したらどうする?/「どうして?」と聞かれたらどうする?/教える立場・学ぶ立場/〈教師に向いているか,いないか〉について考える/ボクの進路 /「理科離れ/理科嫌い」とその対策/日本の科学教育の歴史から学ぶ/「理科教育法入門」のその先を学ぶ人のために
前書きなど
教師になりたての頃,授業がうまくいかなくて悩んでいました。子どもたちはボクの授業に飽きて,騒ぐ,立ち歩く,そのうち教室の後ろでプロレスが始まる,今で言うなら「授業崩壊」といってもいいような状況になったのでした。小柄なボクには子どもを威圧する能力がありません。体力もありません。大きい声も出ないのです。「ああ,もう教師をやめたい! 生きていく自信もない!」と思いました。
そんなとき,「仮説実験授業」というものに出会ったのです。その教材(「授業書」といいます)を見て初めて知った科学の世界。「へえー,そうだったのか!」と感動して知った知識。そして「こういうことこそ子どもたちに教えたい」と思いました。
しかし,それを授業にかけるのには勇気がいりました。教科書とは別の教材だったからです。最初は恐る恐るでした。でも,今までの授業の苦しさから抜け出したくて,一歩だけ踏み出してみました。すると,なんと,子どもたちから励ましの感想文をもらったのです。それはたった1時間の授業での出来事でした。それで,1時間では済まなくなりました。子どもたちの笑顔を見たら,もう止まらなくなったのです。こういうのを「子どもたちから勇気をもらう」と言うのだと思いました。そして,子どもたちといっしょに,科学を学ぶことの楽しさを知り,教師として科学を教える喜びを知ったのです。
あなたも,この楽しさと喜びを味わってみませんか?
版元から一言
著者は,長年,中学校の理科教師を務め,定年後は明星大学の講師として「理科教育法」を教えています。本書は,中学校時代の授業の記録と,大学生との授業の記録を主に掲載。いずれも,理科教師が直面する問題に対する答えにもなっているので,これから理科教師を目指す方,理科教師として悩んでいる方,さらに「理科教育法」を教えている方などにすぐに役立つ内容になっています。
上記内容は本書刊行時のものです。
