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正義から享楽へ
映画は近代の幻を暴く : 映画批評2015→2016
縦190mm
390ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2017年1月
- 登録日
- 2017年3月19日
- 最終更新日
- 2017年3月19日
書評掲載情報
2017-03-19 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
クリントン的"正義"とトランプ的"享楽"。"世界"の核心に迫る、宮台真司の最新批評集。黒沢清、相澤虎之助・富田克也との特別対談収録。
目次
『リップヴァンウィンクルの花嫁』-あまたの寓話が響き合う、半世紀に一本の傑作
『クリーピー 偽りの隣人』-映画『クリーピー』には『CURE』以降20年間の"進化"がみごとに刻印されている
『バケモノの子』-言葉ならざる親子の関係を描く、細田守監督の慧眼
『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』-ギリシャ悲劇の王道に連なる、86分間の密室劇
『野火』『日本のいちばん長い日』-戦争を描いた非戦争映画が伝えるもの
『ドローン・オブ・ウォー』-テクノロジー使用がもたらす人倫破壊に対する、強力なる人倫の擁護
『岸辺の旅』-映画体験が持つ形式のメタファーとしての黒沢作品
特別対談 宮台真司×黒沢清『"なりすまし"自動機械を止める』
『恋人たち』-"世界"を触知することで、主人公と観客が救われる傑作
『アレノ』『起終点駅 ターミナル』-潜在的第三者についての敏感さが失われている〔ほか〕
上記内容は本書刊行時のものです。