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愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学
- 初版年月日
- 2020年9月
- 書店発売日
- 2020年9月30日
- 登録日
- 2020年7月13日
- 最終更新日
- 2020年9月2日
書評掲載情報
2020-12-12 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
2020-11-28 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 渡辺政隆(東北大学特任教授) |
2020-10-17 |
毎日新聞
朝刊 評者: 養老孟司(解剖学者) |
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紹介
■私たちを熱愛・冒険・創造・成功に駆り立て、
人類の運命をも握るドーパミンとは? ■
ドーパミンは、よく言われる「快楽物質」ではない。
脳の2つの回路 ーー「欲求ドーパミン」によって〈期待〉を駆り立て、
「制御ドーパミン」によって〈達成への力〉をもたらすのだ。
・創造力の源
・先を見越した戦略
・恋愛が長続きしないわけ
・依存症・精神病のリスク
・飽きっぽさ、充足感の欠乏
・支配と服従の関係
・変化に適応できる柔軟さ
・保守・リベラルの気質
・人類の大いなる進歩と破滅
・・・
すべて「もっと!」を求めてやまないドーパミンが鍵を握る。
そして、未来志向のドーパミンと「いまここ」志向のH&Nとの
バランスこそ、脳の潜在能力をもっとも解き放つ。
★Forbes誌「年間ベストブック」受賞!
★激賞!
V.S.ラマチャンドラン + ダニエル・ピンク + デイヴィッド・イーグルマン
◎ 新たな洞察にあふれている ーー V.S.ラマチャンドラン
◎ 驚嘆すべき偉業だ ーー ダニエル・ピンク
◎ 読み始めたら止まらない ーー デイヴィッド・イーグルマン
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::著者::
ダニエル・Z・リーバーマン
ジョージワシントン大学の精神医学・行動科学部教授および
クリニカル・アフェアーズ副議長。アメリカ精神医学会の特別研究員。
マイケル・E・ロング
ライター、スピーチライター、脚本家。ジョージタウン大学でライティングを教える。
プロフェッショナル・スピーチライターズ協会の常任コーチ。
::訳者:: 梅田智世
翻訳家。訳書は、リアム・ドリュー『わたしは哺乳類です』、
ダレン・ナッシュ『ビジュアル 恐竜大図鑑』など。
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::目次::
はじめに: 上と下
第1章: 愛 ーー 恋愛から友愛へ
第2章: 依存症 ーー「欲求ドーパミン」の駆動力
第3章: 支配 ーー「制御ドーパミン」の達成力
第4章: 創造と狂気 ーーすごい発想が生まれる源
第5章: 政治 ーー 保守とリベラルの脳の違い
第6章: 進歩 ーー 新しさを求め冒険する気質
第7章: 調和 ーー ドーパミンとH&Nのバランスをとる
目次
●はじめに: 上と下
●第1章: 愛 ーー 恋愛から友愛へ
ドーパミンは快楽物質ではない/報酬予測誤差/身体の近く・遠く/
友愛を司るH&N/ドーパミン停止がオーガズムをもたらす
●第2章: 依存症 ーー「欲求ドーパミン」の駆動力
あなたの脳は誰が支配している?/人はなぜ幻影の世界に生きるのか/
抑制できなくなる/幸福が逃げ去るわけ/欲求ドーパミンに対抗する
●第3章: 支配 ーー「制御ドーパミン」の達成力
先を見越した戦略/自己効力感/「代理的」関係、「親和的」関係/服従による支配/
けっして満足できない人/ドーパミンに良心はない/熱い暴力・冷たい暴力/
感情を抑制し、危機を脱する/遠くから殺すほうが簡単だ/意志力訓練マシン
●第4章: 創造と狂気 ーー すごい発想が生まれる源
幻覚と妄想/サリエンシー/精神障害のショート回路/潜在抑制低下と芸術/
メンタルタイムトラベル/脳を刺激して創造力を高める/
創造と狂気が交わる場所/夢の培養テクニック/喜びの代償
●第5章: 政治 ーー 保守とリベラルの脳の違い
政治的傾向と性格/変化に対応できる力/遺伝子による分断/政策か、慈善か/
セックスを楽しめるのはどちら?/ なぜリスク管理を誤るのか/人を保守にするには?/
道徳的判断を変える薬/人をリベラルにするには?/脳と権力
●第6章: 進歩 ーー 新しさを求め冒険する気質
人類の大いなる移動/冒険好きと7Rアレル/ドーパミンと移動距離/
新しい生活様式に順応できるタイプ/双極性障害/移民の多い国の遺伝子/
発明家、起業家、ノーベル賞受賞者/人間の本質/ドーパミンが人類を滅ぼす?
●第7章: 調和 ーー ドーパミンとH&Nのバランスをとる
生産性の高い不幸、幸福な怠惰/熟練の技/五感からのデータ/花とコンクリート/
倍増するミス/マインドワンダリング/脳と手/幸せにはどちらも必要
上記内容は本書刊行時のものです。