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デジタルで読む脳 X 紙の本で読む脳 メアリアン・ウルフ(著/文) - インターシフト
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デジタルで読む脳 X 紙の本で読む脳 (デジタルデヨムノウ カケル カミノホンデヨムノウ) 「深い読み」ができるバイリテラシー脳を育てる (フカイヨミガデキルバイリテラシーノノウヲソダテル)

自然科学
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四六判
縦188mm 横129mm 厚さ22mm
重さ 320g
296ページ
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-7726-9567-1   COPY
ISBN 13
9784772695671   COPY
ISBN 10h
4-7726-9567-2   COPY
ISBN 10
4772695672   COPY
出版者記号
7726   COPY
Cコード
C0040  
0:一般 0:単行本 40:自然科学総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年2月
書店発売日
登録日
2019年12月7日
最終更新日
2020年1月10日
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書評掲載情報

2020-03-22 産經新聞  朝刊
2020-03-07 日本経済新聞  朝刊
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紹介

◎かけがえのない「読書脳」が失われる前に、
 新たな「バイリテラシー脳」をいかに育てるかーー
「読む脳」科学の世界的リーダーによる画期的な提唱!◎

・文字を読むとき、脳はどれほど複雑な仕事をしているか
・紙の本が、創造力や共感力、記憶力、分析力を高めるわけ
・脳がデジタル・モードになると、読み方はどう変わる?
・熟達した「深い読み」ができる脳のしくみとは?
・脳の発達段階に応じた「読み書き力」「デジタル力」の育て方
・読書脳が失われていくと、文化や社会はどうなるか
・ゆっくり急ぐ「喜びの時間」とは?

デジタルによって人類が大きな転換点を迎えているいま、
紙とデジタルの読む脳の違いを知り、
ともに強いバイリテラシー脳を育てることが、次代を生きる糧となる。

手紙形式で、あなた(読者)に語りかけ、静かに深く問いかける
珠玉の読書脳体験がここに。

★ 立花隆・養老孟司・松岡正剛・竹内薫・山形浩生・池谷裕二・瀬名秀明・佐倉統・山本貴光 氏ら絶賛の
名著『プルーストとイカ: 読書は脳をどのように変えるのか?』、待望の続編!

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::目次::
第一の手紙・・・デジタル文化は「読む脳」をどう変える?
第二の手紙・・・文字を読む脳の驚くべき光景
第三の手紙・・・「深い読み」は、絶滅寸前?
第四の手紙・・・これまでの読み手はどうなるか
第五の手紙・・・デジタル時代の子育て
第六の手紙・・・紙とデジタルをどう両立させるか
第七の手紙・・・読み方を教える
第八の手紙・・・バイリテラシーの脳を育てる
第九の手紙・・・読み手よ、わが家に帰りましょう

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

::著者:: メアリアン・ウルフ
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA) 教育・情報学大学院の
「ディスレクシア・多様な学習者・社会的公正センター」所長。
専門は認知神経科学、発達心理学、ディスレクシア研究。その優れた業績により、多数の賞を受賞。
著作は『プルーストとイカ: 読書は脳をどのように変えるのか?』など

::訳者:: 大田直子
翻訳家。訳書は、エリエザー・スタンバーグ『〈わたし〉は脳に操られているのか』、デイヴィッド・イーグルマン『あなたの脳のはなし』、オリヴァー・サックス『意識の川をゆく』など、多数。

目次

■第一の手紙・・・デジタル文化は「読む脳」をどう変える?

■第二の手紙・・・文字を読む脳の驚くべき光景
 脳の可塑性・専門化・音速の自動性
 三つの円形舞台サーカス:巨大なテントの下で/注意のスポットライト/
  視覚のリング/言語のリング/認知リング・感情リング

■第三の手紙・・・「深い読み」は、絶滅寸前?
 文中には何がある?:注意の質 
 深い読みの喚起プロセス:心象の力
 共感ーー他人の視点になる
 背景知識
 深い読みの分析プロセス:類推と推論/批判的分析

■第四の手紙・・・これまでの読み手はどうなるか
 読みのすべてをつなぐデジタル・チェーン:どれだけ読むか/どう読むか/
  何を読むか/どう書かれるか
 自分を実験台にして:最後の環ーーなぜ読むのか

■第五の手紙・・・デジタル時代の子育て
 注意散漫な子どもたち:バッタの心/記憶への影響
 外部の知識源への依存
 読み方は考え方を変え、考え方は読み方を変える

■第六の手紙・・・紙とデジタルをどう両立させるか 
 ひざのすき間でーー最初の二年間:読んでいるとき、からだはどう反応するか
 二歳から五歳までーー言語と思考がともに飛び立つとき
 ガマノコシカケと物語の秘密の言葉
 画面モードに設定されてしまう前に
 つなぐべきか、つながざるべきかーー問題は、どれを、いつ
 将来の準備
 急ぎすぎないで

■第七の手紙・・・読み方を教える
 どこから始めるか:子どもたちに何が必要かを見つける/
  教師が知っておくべきこと/あらゆる学年で、あらゆる分野で

■第八の手紙・・・バイリテラシーの脳を育てる
 子どもの発達へ向けた提案:印刷媒体のたいせつな役割/デジタルの知恵
 三つの大問題:第一のハードルーー媒体がおよぼす影響の調査
 第二のハードルーー専門家の研修・育成
 第三のハードルーー利用機会と関与の格差
 注意、記憶、接続、推論、分析、そして跳べ!

■第九の手紙・・・読み手よ、わが家に帰りましょう
 観想・熟考の生活:喜びの時間/社会的利益のための時間/知恵の時間 
 読書と良い読み手の未来

著者プロフィール

メアリアン・ウルフ  (メアリアンウルフ)  (著/文

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA) 教育・情報学大学院の「ディスレクシア・多様な学習者・社会的公正センター」所長。
専門は認知神経科学、発達心理学、ディスレクシア(読字障害)研究。その優れた業績により、多数の賞を受賞。
著作は『プルーストとイカ: 読書は脳をどのように変えるのか?』など。

大田直子  (オオタナオコ)  (翻訳

翻訳家。訳書は、エリエザー・スタンバーグ『〈わたし〉は脳に操られているのか』、
デイヴィッド・イーグルマン『あなたの脳のはなし』、オリヴァー・サックス『意識の川をゆく』など、多数。

上記内容は本書刊行時のものです。