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美味しい進化 ジョナサン・シルバータウン(著/文) - インターシフト
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美味しい進化 食べ物と人類はどう進化してきたか

四六判
縦188mm 横130mm 厚さ24mm
重さ 380g
336ページ
定価 2,400円+税
ISBN
9784772695664
Cコード
C0040
一般 単行本 自然科学総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年11月
書店発売日
登録日
2019年9月10日
最終更新日
2019年11月9日
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書評掲載情報

2019-11-23 日本経済新聞  朝刊

紹介

◎料理の起源から、未来の食べ物まで。
 食べ物と人類はいかに進化してきたのか?◎

食べ物が人類を変え、人類が食べ物を変えた壮大な物語ーー

・ヒト族はいつ料理を始めたのか
・地球を移動した人類の大いなる旅の食料とは?
・穀物栽培はヒト遺伝子をどう変えたか
・味覚の好みはなぜ違うのか
・チーズの中で繰り広げられる競争と共生
・酒好きな酵母たちが旨いワインやビールをはぐくむ科学
・世界最古のデザートとは?
・・・・

美味しさにひそむ進化のドラマを、著名な進化生態学者が明かします。

★ 驚嘆すべき素晴らしい読み物ーー『ネイチャー』
★ 食いしん坊の食通にも、味わうべき発見をもたらす
 ーー『サイエンティフィック・アメリカン』
★ 人類の食の進化にまつわる贅沢な読書体験
 ーーリチャード・ランガム(ハーバード大学教授、『火の賜』の著者)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

::目次::

第1章 進化美食学 ◎ ダーウィンとディナーをご一緒に
第2章 料理 ◎ ヒト族はいつ料理を始めたのか
第3章 貝 ◎ 人類の大いなる旅の食料
第4章 パン ◎ 穀物の栽培が変えたヒト遺伝子
第5章 スープ ◎ 味を感じる「鍵穴」と失われた味覚
第6章 魚 ◎ 風味の決め手となる遺伝子
第7章 肉 ◎ 野生動物が家畜になるとき
第8章 野菜 ◎ 多様性と進化の戦い
第9章 ハーブとスパイス ◎ 毒になるのに美味しいわけ
第10章 デザート ◎ 甘い罠
第11章 チーズ ◎ 最も人工的な食べ物
第12章 ワインとビール ◎ 酒好きな酵母たちの物語
第13章 祝宴 ◎ 狩りの獲物を分け合うことから
第14章 未来 ◎ 持続可能な食べ物の進化とは?

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::著者:: ジョナサン・シルバータウン
エディンバラ大学の進化生態学の教授。同大学の進化生物学研究所に所属。
生態学と進化に関する多くの著書がある。
邦訳書は『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』、『生物多様性と地球の未来』(編著)など。

::訳者:: 熊井ひろ美
翻訳家。訳書はアンドリュー・ロウラー『ニワトリ 人類を変えた大いなる鳥』、
アナリー・ニューイッツ『次の大量絶滅を人類はどう超えるか』、
マイケル・R・ローズ『老化の進化論』など。

目次

▼第1章 進化美食学 ◎ ダーウィンとディナーをご一緒に
進化を食べる招待状/種子と羊膜/
パンケーキと生命進化の分岐点/料理の起源から未来の食べ物まで

▼第2章 料理 ◎ヒト族はいつ料理を始めたのか
料理をする動物/肉の毒性/地下貯蔵器官とゾウ/
脳の増大、エネルギー代謝率の向上/ネアンデルタール人の食事

▼第3章 貝 ◎ 人類の大いなる旅の食料
世界最古の貝塚/海岸沿いのルート/浜辺の採集民の暮らし

▼第4章 パン ◎ 穀物の栽培が変えたヒト遺伝子
創始者作物/なぜ穀物の栽培化に何千年もかかったのか/
パンコムギの巨大なゲノム/ナチスが狙った種子コレクション/
進化を逆戻りしたライムギ/α-アミラーゼの多い人、少ない人

▼第5章 スープ ◎ 味を感じる「鍵穴」と失われた味覚
原始スープと「うま味」/T1Rファミリー/
苦味の不思議/味覚の多様性と遺伝暗号

▼第6章 魚 ◎ 風味の決め手となる遺伝子
ヒトは嗅覚が鈍いのか/風味は鼻が作り出す/
白身魚と赤身魚の筋肉/古代ローマのガルム人気

▼第7章 肉 ◎ 野生動物が家畜になるとき
寄生虫が教えてくれる肉食の起源/マンモス・ステップ/
野生の肉不足/ニワトリ、地球を巡る/
家畜化はどのように進んだか/家畜化症候群

▼第8章 野菜 ◎ 多様性と進化の戦い
野生のキャベツやトマトから/南米大陸の園芸/
インカ帝国の反乱鎮圧政策/シアン配糖体、「カラシ油」/禹の三角形

▼第9章 ハーブとスパイス ◎ 毒になるのに美味しいわけ
熱帯の料理とスパイスの関係/ミントの香りを変えるたった一つの遺伝子/
タイムのにおいが消える場所/トウガラシが「熱い」のは?/鳥は激辛でも感じない

▼第10章 デザート ◎ 甘い罠
純粋なエネルギー源/最古のデザート/壊れたフィードバックループ/
倹約遺伝子型/姿を隠すマントをかぶった「果糖」

▼第11章 チーズ ◎ 最も人工的な食べ物
乳とチーズの起源/珍しい乳糖/ラクターゼ活性持続症の進化/
チーズはマイクロバイオーム/風味をもたらす相利共生/チーズの中の細菌競争

▼第12章 ワインとビール ◎ 酒好きな酵母たちの物語
顕花植物の出現に始まる/「近隣窮乏化作戦」から「生産・蓄積・消費作戦」へ/
アルコール中毒になる人、ならない人/ワイン誕生の地はどこか/
一匹狼のDNAが新種を生みだす/フィロキセラ問題/
遺伝子の水平移動/カールスバーグを世界企業にした酵母

▼第13章 祝宴 ◎ 狩りの獲物を分け合うことから
利他行動はなぜ進化したか/チンパンジーとヒトの食物分配/
他人の目/イノシシのトロイ風/贈り物競争

▼第14章 未来 ◎ 持続可能な食べ物の進化とは?
人口増加と気候変動/第2次「緑の革命」/ハワイのパパイアを救う/
遺伝子組み換え作物の問題は、進化の問題だ/進化と料理は似ている

著者プロフィール

ジョナサン・シルバータウン  (ジョナサンシルバータウン)  (著/文

エディンバラ大学の進化生態学の教授。同大学の進化生物学研究所に所属。
生態学と進化に関する多くの著書がある。
邦訳書は『なぜ老いるのか、なぜ死ぬのか、進化論でわかる』、『生物多様性と地球の未来』(編著)など。

熊井ひろ美  (クマイヒロミ)  (翻訳

翻訳家。訳書はアンドリュー・ロウラー『ニワトリ 人類を変えた大いなる鳥』、
アナリー・ニューイッツ『次の大量絶滅を人類はどう超えるか』、
マイケル・R・ローズ『老化の進化論』など。

上記内容は本書刊行時のものです。