書店員向け情報 HELP
子どもの心理検査・知能検査 保護者と先生のための100%活用ブック
- 初版年月日
- 2020年10月
- 書店発売日
- 2020年10月24日
- 登録日
- 2020年8月25日
- 最終更新日
- 2020年10月1日
紹介
発達の遅れや凸凹が感じられる時に「検査を受けましょう」と言われると、親も子どもも不安な気持ちになります。
それは当然のことです。
本書では、なんのために検査を行うのかを明確にして、活用の仕方をわかりやすく解説しました。
検査は子どもにレッテルを貼ったり、識別するためのものではありません。子どもを理解し子どもを中心としたチーム支援を促進するためのものです。
目次
まえがき…3
Part1 IQと心理検査・知能検査
●IQ(知能指数)ってなんだろう?
■知能検査をつくった学者たち…10
■標準データってどういうもの?…11
■IQの数値は成長とともに変わるの?…12
●心理検査・知能検査はどのようなものがあるの?
■①WISC―Ⅳ…14
■②KABC-Ⅱ…19
■③田中ビネー知能検査Ⅴ…26
■検査は何のためにするの?…27
■他の心理検査…28
①発達・知能を測る検査②脳の機能を測る検査③心の状態を測る検査
■検査を受けたときの気持ちは?…33
■検査の前後、親はどんな気持ちになるの?…34
■障害のある子どもを持つ親の感情…36
■検査結果について、卒直に質問しよう…37
■検査結果をチームで共有しよう!…38
■子どもも親も、「チーム支援」のメンバー…39
■フェンスを取り除こう…40
■子どもは社会みんなで育て、支えよう!…41
【コラム】偏差値とIQは違うの?…44
Part2 心理検査報告書の読み取り方と活用例
1 田中ビネー知能検査Ⅴの場合…46
2 WISC-Ⅳの場合…50
3 KABC-Ⅱの場合…54
【コラム】アセスメントする側の難しさ…60
Part3 子どもを支援する10のポイント
1 検査を受ける前から、支援が始まっていると考える…62
2 短所改善型ではなく「長所活用型」で応援する…66
3 子どもの気持ちを聴く、汲みとる…68
4 検査結果の受け取り方について話し合う…70
【コラム】家族間の温度差は心配?
5 チームで目標を共有する…73
6 親自身の長所を活かして子育てをする…75
7 子どもが気軽に相談できる環境をつくる…77
8 子どもの自己理解を促す…79
9 特性を生かして社会参加していけるよう応援する…81
10 きょうだいにも配慮する…83
【コラム】マイノートを作ってみよう…86
□付録 心理検査活用サポートシート…88
サポートシートをつくるときのFAQ…90
おすすめの本/引用文献/WEBサイト・アプリ…92
あとがき…93
執筆者紹介…95
上記内容は本書刊行時のものです。