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子どもの心理検査・知能検査 保護者と先生のための100%活用ブック 熊上崇(著/文) - 合同出版
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子どもの心理検査・知能検査 保護者と先生のための100%活用ブック (コドモノシンリケンサチノウケンサホゴシャトセンセイノタメノヒャクパーセントカツヨウブック)

教育
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発行:合同出版
B5判
96ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7726-1436-8   COPY
ISBN 13
9784772614368   COPY
ISBN 10h
4-7726-1436-2   COPY
ISBN 10
4772614362   COPY
出版者記号
7726   COPY
Cコード
C0037  
0:一般 0:単行本 37:教育
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年10月
書店発売日
登録日
2020年8月25日
最終更新日
2020年10月1日
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紹介

発達の遅れや凸凹が感じられる時に「検査を受けましょう」と言われると、親も子どもも不安な気持ちになります。
それは当然のことです。
本書では、なんのために検査を行うのかを明確にして、活用の仕方をわかりやすく解説しました。

検査は子どもにレッテルを貼ったり、識別するためのものではありません。子どもを理解し子どもを中心としたチーム支援を促進するためのものです。

目次

まえがき…3

Part1 IQと心理検査・知能検査
●IQ(知能指数)ってなんだろう?
■知能検査をつくった学者たち…10
■標準データってどういうもの?…11
■IQの数値は成長とともに変わるの?…12

●心理検査・知能検査はどのようなものがあるの?
■①WISC―Ⅳ…14
■②KABC-Ⅱ…19
■③田中ビネー知能検査Ⅴ…26
■検査は何のためにするの?…27
■他の心理検査…28
 ①発達・知能を測る検査②脳の機能を測る検査③心の状態を測る検査
■検査を受けたときの気持ちは?…33
■検査の前後、親はどんな気持ちになるの?…34
■障害のある子どもを持つ親の感情…36
■検査結果について、卒直に質問しよう…37
■検査結果をチームで共有しよう!…38
■子どもも親も、「チーム支援」のメンバー…39
■フェンスを取り除こう…40
■子どもは社会みんなで育て、支えよう!…41
【コラム】偏差値とIQは違うの?…44


Part2 心理検査報告書の読み取り方と活用例

1 田中ビネー知能検査Ⅴの場合…46
2 WISC-Ⅳの場合…50
3 KABC-Ⅱの場合…54

【コラム】アセスメントする側の難しさ…60


Part3 子どもを支援する10のポイント

1 検査を受ける前から、支援が始まっていると考える…62
2 短所改善型ではなく「長所活用型」で応援する…66
3 子どもの気持ちを聴く、汲みとる…68
4 検査結果の受け取り方について話し合う…70
【コラム】家族間の温度差は心配?

5 チームで目標を共有する…73
6 親自身の長所を活かして子育てをする…75
7 子どもが気軽に相談できる環境をつくる…77
8 子どもの自己理解を促す…79
9 特性を生かして社会参加していけるよう応援する…81
10  きょうだいにも配慮する…83

【コラム】マイノートを作ってみよう…86

□付録 心理検査活用サポートシート…88
サポートシートをつくるときのFAQ…90
おすすめの本/引用文献/WEBサイト・アプリ…92

あとがき…93
執筆者紹介…95

著者プロフィール

熊上崇  (クマガミタカシ)  (著/文

和光大学現代人間学部心理教育学科教授。立教大学教育学科卒業後、家庭裁判 所調査官として、札幌、いわき、東京、川越、横須賀で勤務した後、2013年よ り立教大学コミュニティ福祉学部助教、2018年から現職。筑波大学大学院人 間総合科学研究科生涯発達科学博士後期課程修了。博士(リハビリテーション 科学)、特別支援教育士SV。日本K-ABCアセスメント学会常任理事。著書に『発 達障害のある触法少年の心理・発達アセスメント』(明石書店、2015)共著に
『思春期・青年期用 長所活用型指導で子どもが変わるPart5:KABC-IIを活用 した社会生活の支援』(図書文化社、2016)などがある。

星井純子  (ホシイジュンコ)  (著/文

吉備国際大学大学院社会福祉学研究科修士課程修了、東京都の小学校(通常の 学級及び通級の担任)を経て、都立特別支援学校コーディネーター主幹、大田 区発達障がい支援アドバイザーを務めた後に現職(世田谷区発達障害相談・療 育センター相談員、東京都巡回相談心理職、東京成徳大学、法政大学、東洋大 学・明治学院大学非常勤講師)。日本LD学会会員、特別支援教育士SV、自閉症 支援士エキスパート(日本自閉症スペクトラム学会)、日本K-ABCアセスメン ト学会常任理事。共著に『日本版KABC-IIによる解釈の進め方と実践事例』丸 善出版(2017)、『長所活用型指導で子どもが変わる〈Part 3・4〉図書文化 社(2008、2016)などがある。

熊上藤子  (クマガミフジコ)  (著/文

筑波大学大学院人間総合科学研究科生涯発達専攻博士前期課程修了、修士(カ ウンセリング)。学校心理士。千葉県内及び東京都内の小学校で講師やスクー ルカウンセラーを務めた後、現職(日本保育総合研究所発達支援課主任。保育 園や放課後児童クラブにおける巡回相談、保育者や放課後児童支援員への研修 等を担当)。日本K-ABCアセスメント学会員。共著に『「どうしてそうなの?」 と感じたときに読む本─親子で楽しめる子どものつまずきサポートブック』 PHP研究所(2015)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。