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ギャングを抜けて。
僕は誰も殺さない
発行:合同出版
A5判
160ページ
定価
1,560円+税
- 書店発売日
- 2018年6月5日
- 登録日
- 2018年4月9日
- 最終更新日
- 2018年6月4日
紹介
僕は中米のホンジュラスで生まれた。
一年中ランニングシャツ1枚ですごせるほどあたたかくて、緑豊か、美しい自然に恵まれているすてきな所だ。
──と言いたいところだけれど、現実には、町の大部分が貧しい人たちの質素な家が並ぶスラムで、活気がなく、しかも危険な空気に満ちている。
僕は16歳のとき、故郷を離れ、一人でメキシコシティまでやってきた。
着の身着のままの旅の果てに、たどりついたんだ。
なぜそんなことをしたのかって?
それはギャング団から逃れるため。人殺しにならないためさ。
生き延びるために、危険な旅に身を投じる中米の子どもたち、
「自分の道」を切り開こうともがくその姿をリアルに伝える。
杉山セリナさん推薦!
目次
1 ギャングが支配する町
2 ディスコの悲劇
3 貧乏でも楽しい日々
4 ギャングになる
5 仲間たちの悪業
6 「一人、殺さなきゃならない」
7 ギャングから逃げる
8 メキシコに来た
9 「野獣」に乗る
10 難民認定を目指す
11 降って湧いた幸運
12 新しい生活
13 兄さんとの再会
14 本当の自立への道
15 最悪のクリスマス
16 悪夢は続く
17 ギャング団という「居場所」
18 新たな人生へ
19 日本のみんなへのメッセージ
上記内容は本書刊行時のものです。