認知症ケアのための心理アセスメントと心理支援 小海 宏之(編) - 金剛出版 【利用不可】
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出版者情報
認知症ケアのための心理アセスメントと心理支援
高齢者の心理臨床ハンドブック
- 初版年月日
- 2022年6月16日
- 書店発売日
- 2022年6月16日
- 登録日
- 2022年5月31日
- 最終更新日
- 2022年6月2日
紹介
超高齢社会を迎えて認知症を中心とした心の疾病や課題を抱える高齢者の増加が大きな社会問題になりつつあり，公認心理師・臨床心理士をはじめとした高齢者支援に関わる専門職の担うべき役割も増大してきている。
こうした状況を踏まえて，本書は高齢者の心理臨床の標準的な手引きとして，各執筆者自らの経験と最新の知見に基づいて実践に役立つ指針となるべく編まれた。
心理臨床の中核を「心理アセスメント」「心理社会的介入（リハビリテーション）」「家族・コミュニティ支援」の三本柱に置き，それぞれ，身体の状態や認知症などの精神症状の評価，認知症の行動・心理症状（BPSD）の予防や改善のための介入法，認知症者を支える家族などの介護者や地域で生活をともにする人への支援について現状に即して述べられた実践ハンドブック。
目次
はじめに 小海宏之・若松直樹・川西智也
第Ⅰ部 総論―高齢者支援としての心理臨床の実践―
第1章 公認心理師・臨床心理士の役割 若松直樹
第2章 各分野に関する理論と支援の展開 小海宏之
第3章 多職種連携に基づく実践 川西智也
第Ⅱ部 心理アセスメント
第1章 正常加齢の基礎知識 山下真里
第2章 認知症診断の基礎知識 田渕 肇・三村 將
第3章 身体機能アセスメント 山下真里
第4章 神経心理学的アセスメント 川島義高
第5章 臨床心理アセスメント 小海宏之
第6章 検査によらないアセスメント 大庭 輝
第Ⅲ部 心理社会的介入（リハビリテーション）
第1章 認知症者の薬物療法 大矢 希・成本 迅
第2章 行動志向的アプローチ 樫村正美
第3章 情動志向的アプローチ 中野明子
第4章 認知志向的アプローチ 若松直樹
第5章 刺激付与的アプローチ 飯干紀代子
第Ⅳ部 家族・コミュニティ支援
第1章 地域資源や関連法規・制度
Ⅰ 地域包括ケアシステム 浅見大紀
Ⅱ 認知症に関連した医療制度 根本留美
Ⅲ 認知症に関連した福祉制度 川西智也
第2章 介護家族の心理アセスメント 原 祐子・深津 亮
第3章 介護家族への心理支援 鈴木亮子
第4章 コミュニティや生活の場への支援
Ⅰ コミュニティへの心理支援 小野寺敦志
Ⅱ 施設ケアでの心理支援 桑田直弥
Ⅲ アウトリーチによる心理支援 扇澤史子
第5章 高齢者虐待への支援 川西智也
おわりに 川西智也
上記内容は本書刊行時のものです。
