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出版者情報
精神分析の諸相
多様性の臨床に向かって
発行:金剛出版
A5判
200ページ
定価
3,600円+税
- 書店発売日
- 2019年11月11日
- 登録日
- 2019年10月23日
- 最終更新日
- 2019年10月24日
紹介
今日、精神分析のあり方は多様化の一途を辿っているが、その傾向は米国において顕著であると言える。その理由として、米国が世界最多の精神分析家を擁する国であること、さらに精神分析の伝統が深々と根を下ろしていることが挙げられる。
本書では、精神分析をめぐる最新の議論を米国の動きに注目して紹介しつつ、今後の臨床への応用についても展望していく。
目次
第1部 精神分析理論の新しい地平
第1章 関係性理論の発展:新しい地平と批判
第2章 精神分析の多様化とセラピー・プロセス
第3章 解釈と関係性:無意識的プロセスと知覚的体験をめぐって
第4章 逆転移概念の変遷について
第5章 現代米国精神分析とウィニコット
第2部 臨床的ディスカッション
第6章 スティーヴン・ミッチェルの症例にみる精神分析技法論
第7章 治療者の主観性について
第8章 心的外傷と時間:遅刻を繰り返す女性の精神分析的精神療法を通して
第3部 米国における精神分析の訓練
第9章 米国における精神科臨床と精神分析
第10章 米国における精神分析的精神療法
第11章 ホワイト研究所における精神分析訓練
上記内容は本書刊行時のものです。