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出版者情報
リーディング・クライン
発行:金剛出版
A5判
320ページ
定価
4,400円+税
- 初版年月日
- 2021年1月13日
- 書店発売日
- 2021年1月13日
- 登録日
- 2020年9月30日
- 最終更新日
- 2020年12月25日
紹介
精神分析においてクラインの名前を聞いたことがない人はいないだろう。
本書は、クライン精神分析を歴史から今日的発展までを含め、豊饒な業績だけでなく、社会の動向や他学問領域との関連とも併せて紹介していく。
全体は2部構成となっており、第1部では時系列に沿ってクラインの臨床的な発展を解説する。第2部ではクラインの思想を倫理、社会・政治との関連で読み解き深い理解へと誘っていくが、それらはいままでのクライン関連書には見られなかった本書の特徴の一つとなっている。
目次
謝辞
監訳者まえがき
第1章 はじめに
Part1
第2章 クラインの初期の仕事
第3章 知識愛-理解することへの愛とその制止
第4章 子どもの分析における技法
第5章 喪の哀悼,抑うつポジションの発見,そしてエディプス発達理論に関する抑うつポジションの発見が意味すること
第6章 スプリッティング,妄想-分裂ポジションおよび投影同一化の概念
第7章 『児童分析の記録』の独自性
第8章 羨望と感謝
Part2
第9章 Part2へのイントロダクション
第10章 クライン派の倫理
第11章 クライン派の美学
第12章 クラインと社会
第13章 あとがき
推奨文献
メラニー・クラインの著作
文献
上記内容は本書刊行時のものです。