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出版者情報
面接技術としての心理アセスメント
臨床実践の根幹として
発行:金剛出版
A5判
180ページ
定価
3,000円+税
- 書店発売日
- 2018年8月6日
- 登録日
- 2018年6月29日
- 最終更新日
- 2018年7月12日
紹介
心理アセスメントは,すべての心理支援の根底に存在する心理職のスキルの中心である。そして,面接力の向上のためには,面接を根幹から支える心理アセスメント力の向上が必要である。
本書において筆者は,多くの事例を交えながら,初回面接における見立て,トリアージ(優先順位)等,心理アセスメントにおける重要な視点を明らかにし,仮説と修正のプロセスを丹念に追うことにより,臨床実践のコツを語る。
読者は本書の各章を読むことで,心理支援職がサイコセラピーを行うことの意味を再認し,心理臨床技術全般の能力を向上させることができるであろう。臨床心理士をはじめ,これから現場に登場する公認心理師,対人援助にかかわるすべての心理職のための基本的な書である。
目次
臨床心理士として働きだした頃の自分
臨床心理アセスメントを学ぶ
面接技法としてのアセスメント
【事例から学ぶ①】ヒステリー女性との面接過程
臨床業務としての評価
電話相談におけるアセスメント
心理臨床学研究の方法論について思うこと
【事例から学ぶ②】スキゾイドパーソナリティ障害の青年との精神療法
心理士から医師に知っておいて欲しいこと・医師から伝えて欲しいこと
さまざまな領域における他職種協働=チームワーク
【事例から学ぶ③】いじめに遭い自殺を試みた子
臨床心理士が心理面接を行うことの意味
摂食障害への心理援助
心理療法における倫理・守秘義務
【事例から学ぶ④】うつ病――地域のなかで――
【事例から学ぶ⑤】忘れられない三つの事例
上記内容は本書刊行時のものです。