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出版者情報
心的外傷の危機介入 : 短期療法による実践
Crisis intervention,book 2. (新版)
発行:金剛
縦220mm
259ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2003年9月
- 登録日
- 2019年2月14日
- 最終更新日
- 2019年2月14日
紹介
思いがけない災害との遭遇、愛する人の突然の死、またレイプや児童期性的虐待、配偶者間暴力の体験などは、多くの人に精神的危機状態を招来する。危機介入にあたって、「今ここで」問題になっている事柄とそのストレス源に焦点をあてた短期療法を用いることにより、危機にあるクライエントを迅速かつ効果的に援助し、トラウマ的出来事の影響の拡大をくいとめることができる。本書は、多様な危機場面からの報告が集積された、精神保健専門家のための実践的ガイドラインである。まず、危機とは何か、危機状態の発現と展開、短期療法の理論と技法、個人・家族・グループへのアプローチの方法が概説される。続いて多様な領域で危機介入を行っているエキスパートから、問題ごとの詳細な解説と実践報告がなされる。さらに予防的介入の視点から、危機コンサルテーション、社会的サポートに基づいた介入の試みが紹介されている。
目次
1 危機介入の理論と技法について(危機介入:入門編)
2 臨床への応用(心的外傷後ストレス症候群再考
レイプの被害者
家庭における児童への性的虐待
近親姦と性的虐待を受けた成人サバイバー
配偶者間暴力の加害者と被害者への危機介入)
3 予防的介入(危機状況のコンサルテーション:援助者のための見えざる援助
危機的状況における社会支援介入:海上災害のケース)
上記内容は本書刊行時のものです。