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アメリカ都市教育史
発行:晃洋書房
A5判
408ページ
定価
5,800円+税
- 初版年月日
- 2022年8月30日
- 書店発売日
- 2022年9月1日
- 登録日
- 2022年8月5日
- 最終更新日
- 2022年8月12日
紹介
アメリカ教育史研究に新しい解釈を提示した名著 待望の翻訳!
19世紀の村の教育システムから20世紀の大都市の教育システムへと発展してきた背景には、常にThe One Best System(最良のシステム)を求めようとしたアメリカ国民の教育に対する熱望があった。アメリカ教育史研究に革命を起こした名著の本邦初の翻訳。
目次
プロローグ
第1章 小宇宙における最良のシステム
─ 村の教育におけるコミュニティと合併
1 コミュニティとしての学校と学校としてのコミュニティ
2 「村の学校の問題」と専門職の力
第2章 村の学校から都市の制度へ
─ 19 世紀における官僚化
1 ふくらむ村々と調整の必要
2 最良のシステムの創出
3 教師と男性の神秘
4 自発的および強制的出席
5 学校教育の幾つかの機能
第3章 多元主義の政治
─ 19 世紀のパターン
1 批評家と反対者
2 統制の構成
3 日常化した不安定な生活─教師と学校の政治
4 文化的衝突─宗教と民族
5 孤独で不平等な闘争─人種の重荷
第4章 中央集権化と企業モデル
─ 都市学校の統制の競争、1890 – 1940
1 兼任取締役会と改革のための青写真
2 権力と価値の衝突─中央集権化の事例研究
3 政治構造と政治行動
第5章 システムの内側
─ 都市学校の性格、1890 – 1940
1 成功物語─行政の進歩主義者
2 科 学
3 「犯罪」のない犠牲者─黒人のアメリカ人
4 アメリカ化─適合と不適合
5 「女性労働者の強打者」と専門職プロレタリアート
エピローグ:砲火の下の最良のシステム、1940 – 1973
上記内容は本書刊行時のものです。