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批判哲学がめざしたもの
発行:晃洋書房
A5判
186ページ
定価
2,600円+税
- 初版年月日
- 2021年11月20日
- 書店発売日
- 2021年11月24日
- 登録日
- 2021年11月2日
- 最終更新日
- 2021年11月2日
紹介
現代カント研究 第15巻!!
表題をめぐり『純粋理性批判』の意義を浮き彫りにする論考、晩年の『宗教論』への展開や未完の『遺稿』に、また同時代思想との対質に注目する論考、著者の応答付き書評二編、最近のカント研究文献目録抄からなる、35年の歴史を刻む「カント研究会」の2021年最新論集。
目次
凡例
Ⅰ 直観と概念―カント理論哲学をめぐる現代の論争について―
Ⅱ カントにおける否定性の問題―欠如の表象可能性をめぐって―
Ⅲ カントの『遺稿』「エーテル演繹」における経験の理論
Ⅳ ア・プリオリな哲学的認識はいかにして可能であるか
Ⅴ カントが描く未来―歴史と宗教と―
Ⅵ 二人の弟子―「ア・プリオリ」をめぐって―
〔書評〕
石田京子著『カント 自律と法 理性批判から法哲学へ』
杉田孝夫氏の書評への応答
永守伸年著『カント 未成熟な人間のための思想 想像力の哲学』
高橋克也氏の書評への応答
あとがき
日本におけるカント文献目録
事項・人名・文献索引
欧文梗概
執筆者紹介
上記内容は本書刊行時のものです。