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ドイツの学校には なぜ 「部活」 がないのか
非体育会系スポーツが生み出す文化、コミュニティ、そして豊かな時間
- 初版年月日
- 2020年11月30日
- 書店発売日
- 2020年12月1日
- 登録日
- 2020年10月16日
- 最終更新日
- 2020年11月25日
書評掲載情報
2021-02-06 |
朝日新聞
朝刊 評者: 本田由紀(東京大学教授) |
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紹介
いじめ、体罰、ギスギスした人間関係、崩壊する地域社会…
日本で起こる様々な問題を、 ドイツ在住ジャーナリストが、 この国の視線で一度考えてみることをずばり提案します!
じつは、ドイツの学校は午前中で終わります。
じつは、ドイツのサッカー強豪チームは、スポーツクラブの一部門だったのです。
じつは、ドイツの都市は、赤の他人が集まってもうまく交流できるように作られているのです。
じつは、ドイツではスポーツの監督、先生も「おまえ」と呼ばれます。
じつは、ドイツには「スポーツバカ」は少ないのです。
「部活」ではなく、地域のスポーツクラブにて、老若男女がともにいきいきとスポーツを楽しむドイツのスポーツ文化とは?
目次
第1章 だからドイツの学校は午前中で終わる
1 午前中で終わるドイツの学校
第2章 だからスポーツが長く続けられる
1 スポーツクラブとは何か
2 平日でも子供から大人まで
第3章 だからスポーツで交流できる
1 多様な社交 ─西欧型の社会構造
2 ソーシャルアクションとしてのスポーツ
3 ドイツの若者が大人っぽい理由
第4章 だからドイツのスポーツではいじめがない
1 ドイツでいじめが発生しにくいのはなぜか
2 ドイツのスポーツクラブには体罰、怒鳴り声、しごきがない
3 「タメ口」カルチャーは先生にも「おまえ」
4 タメ口カルチャーをつくった「ヤーン・コンセプト」
第5章 だからドイツには「スポーツバカ」がいない
1 スポーツは「遊び」という定義はなぜ、わかりにくいのか
2 親はスポーツに何を期待するか
3 キリスト教とスポーツ
4 才能があれば「引き上げる」
5 「スポーツバカ」がいないドイツ
終 章 スポーツは社会の一部、そして社会を作るエンジンである
上記内容は本書刊行時のものです。