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憲法改正国民投票 福井 康佐(著/文) - 晃洋書房
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憲法改正国民投票 (ケンポウカイセイコクミントウヒョウ)

社会科学
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発行:晃洋書房
A5判
290ページ
定価 3,200円+税
ISBN
978-4-7710-3398-6   COPY
ISBN 13
9784771033986   COPY
ISBN 10h
4-7710-3398-6   COPY
ISBN 10
4771033986   COPY
出版者記号
7710   COPY
Cコード
C3031  
3:専門 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年4月10日
書店発売日
登録日
2021年3月12日
最終更新日
2021年3月17日
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紹介

理想的で「成功した憲法改正国民投票」を実現するためには,どのように制度設計すべきか.憲法改正国民投票において国民は熟議できるのか.日本の憲法改正国民投票制度の構築と運用に反映させるために諸外国の憲法改正国民投票の運用実態を分析し,国民の「国民投票権」が通常の選挙権と並ぶ重要な権利として正当に行使されるための条件を探る.

目次

は し が き

序 論
 第1節 本書の目的──成功した憲法改正国民投票のための制度設計──
 第2節 本書の方法──規範的研究と実証的研究の統合──
 第3節 本書の考察の対象──憲法改正国民投票及び憲法問題国民投票──
 第4節 本書の構成──三部構成(総論・各論・日本の憲法改正国民投票)──


第Ⅰ部 憲法改正国民投票総論

第1章 憲法改正国民投票の基本構造
 第1節 憲法改正国民投票の分類と用語
 第2節 タイプ別の主要実施国の運用実態
 第3節 憲法改正国民投票の四段階の過程
 第4節 憲法改正国民投票の機能
 第5節 憲法改正国民投票の対象

第2章 憲法改正国民投票における主要問題
 第1節 主要問題1 エリートによるコントロール
 第2節 主要問題2 熟議の不足
 第3節 主要問題3 マイノリティーへの権利侵害

第3章 憲法改正国民投票の運用と制度設計の指針
 第1節 制度設計の基本方針
 第2節 憲法改正国民投票の運用上の基本原則と成功した憲法改正国民投票
 第3節 憲法改正国民投票の各段階に付すべきフィルターとハードル
 第4節 憲法改正国民投票の運用を支える要因


第Ⅱ部 憲法改正国民投票各論

第1章 発議(第一段階)
 第1節 憲法改正案の分類
 第2節 発議段階における熟議とフィルター
 第3節 憲法改正案の作成のためのルール
 第4節 憲法改正案作成方式
 第5節 発議要件

第2章 国民投票運動(第二段階)
 第1節 国民投票運動総論
 第2節 中核情報等の提供
 第3節 政府の中立性
 第4節 政治資金の助成及び規制
 第5節 放   送
 第6節 虚偽情報の規制──情報の質の維持──
 第7節 インターネット及びソーシャルメディア
 第8節 文書・ポスター(プロパガンダ)の規制
 第9節 国民投票運動期間の設定
 第10節 運営機関・監視機関

第3章 投票・成立要件・投票後の問題(第三・四段階)
 第1節 第三段階 国民投票における「投票」の機能と問題点
 第2節 成立要件の意義と機能
 第3節 憲法改正国民投票における成立要件
 第4節 第四段階 投票後


第Ⅲ部 日本の憲法改正国民投票

第1章 日本の憲法改正国民投票の基本構造
 第1節 96条の意味と国民投票法の制定の必要性
 第2節 日本の憲法改正国民投票の制度的特徴
 第3節 日本の憲法改正国民投票の機能
 第4節 日本の憲法改正国民投票の問題点

第2章 日本の憲法改正国民投票の制度
 第1節 総   論
 第2節 日本の憲法改正国民投票の制度(各論)

 
む す び
 第1節 憲法改正国民投票のジレンマ
 第2節 憲法改正国民投票における熟議の可能性


参考文献
索  引

著者プロフィール

福井 康佐  (フクイコウスケ)  (著/文

桐蔭横浜大学法学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。