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日本ワイン 北海道
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年3月
- 書店発売日
- 2016年3月10日
- 登録日
- 2016年2月17日
- 最終更新日
- 2016年3月10日
紹介
ますます活発化する北海道のワイン造りを、多角的な視点で捉えた1冊。
●ワイン造りの歴史、地理・地勢、気候(降水量・気温・積算温度)、地質、土壌など、北海道のブドウ栽培地を取り巻くさまざまな要素について、豊富なデータとともに紹介。
●各地域のワイナリーの情報と、その代表的なワインが分かる。
●北海道で栽培されているブドウ品種が分かる。またそれぞれの品種について、北海道産のブドウで作った代表的なワインが分かる。
目次
口絵
ワイナリーと地勢
地質と土壌
概要と動向
主要なブドウ品種
はじめに
第1章 ワインの生産量と特徴
ワインの生産量/ワインの特徴
第2章 ワイン造りの歴史
歴史/北海道のワイン造り(年表)
第3章 ブドウ畑を取り巻く自然環境
地理・地勢/気候(降水量、気温、有効積算温度)/地質/土壌
第4章 ワイン造りとブドウ栽培地
上川地方/上川地方のワイナリー&ヴィンヤード
空知地方/空知地方のワイナリー&ヴィンヤード
十勝地方/十勝地方のワイナリー
後志地方/後志地方のワイナリー&ヴィンヤード
檜山地方と渡島地方(道南)/檜山地方・渡島地方のワイナリー
その他の栽培地(留萌・網走・石狩・胆振地方)/石狩地方のワイナリー/胆振地方のワイナリー
栽培地一覧
第5章 栽培と品種
栽培と仕立て/品種/品種説明
参考文献
前書きなど
日本ワインとは、日本のブドウで造られたワインである。これは2015 年に、国税庁によって法的にも定められた。そして、ここ数年、いまだかつてないほど、日本ワインが注目されている。日本ワインの生産量は増加傾向に
あり、市場は活況を呈している。こうした状況の中、日本ワインが一体どのような条件のもとで造られているのか、さまざまな要素を体系的に整理しておく必要性を強く感じていた。
そもそも日本ワインの味わいを決めているものは何だろう?
ワイン用のブドウが育まれた土地が、標高の高い盆地なのか、また寒さが厳しい土地なのか、水はけの良い土壌なのか……。こうした条件が違えば、収穫されるブドウは異なり、ワインの味わいは変わってくる。また同じ土地
でも、どんな品種で、どんな栽培方法をとるか、つまり、その土地の造り手たちの取り組み次第で、ワインは変わる。本書では、こうした土地を取り巻くさまざまな要素のデータや資料などを、分野ごとに拾い集め、日本ワイン
を捉えようとしている。
版元から一言
2011年に『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』を著した鹿取みゆきさんの日本ワイン本、第2弾です。前作は主にワインの造り手からのアプローチでしたが、本書はワインを育む風土がテーマとなっており、気候や地質、土壌など、風土を形作るさまざまな要素から、北海道のワインの姿を捉えようとしています。図版やデータも満載です。
上記内容は本書刊行時のものです。