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首の怪 門脇 大(著) - 白澤社
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首の怪 (クビノカイ) 生首・抜け首・ろくろ首 (ナマクビヌケクビロクロクビ)

文芸
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発行:白澤社
四六判
重さ 240g
208ページ
定価 2,400 円+税   2,640 円(税込)
ISBN
978-4-7684-8009-0   COPY
ISBN 13
9784768480090   COPY
ISBN 10h
4-7684-8009-8   COPY
ISBN 10
4768480098   COPY
出版者記号
7684   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2026年3月
書店発売日
登録日
2026年2月20日
最終更新日
2026年3月23日
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紹介

胴体から切り離された首が動いたり話したりする、あまつさえ宙を飛び回る、これは常識では考えられない現象です。そこで古来さまざまな首の怪談が語られてきました。本書では特に江戸時代に書かれた怪談から首の怪を選りすぐってご紹介します。
前半は、もっぱら生首怪談の紹介と考察。近世の怪談集や各地の伝説に加えて、一九二七年発表の岡本綺堂『稲城家の怪事』を収録しています。明治生まれの作家が昭和になってから発表した作品ですが、生首怪談の近世と近代を考える上で格好の題材と思い、あえて掲載しました。
後半は、近世の首妖怪の代表、ろくろ首の登場する怪談の紹介と考察です。江戸時代の怪談の中では胴体から離れて飛び回る首の怪であることの多いろくろ首が、今、広く知られている首が長く伸びる姿に変わったのはなぜか。近世随筆や伝説も紹介しながら、ろくろ首の謎に迫ります。
(発行=白澤社/発売=現代書館)

目次

第一章 さまよう女の首(門脇大)
〈コラム1〉女の生首をめぐる怪しい話 (広坂朋信)
第二章 岡本綺堂の生首怪談――『稲城家の怪事』(岡本綺堂/解説 阿部菜々香)
第三章 女の首愛執物語(門脇大)
〈コラム2〉京都の首の怪(江藤学)
第四章 魂は首に宿りて (今井秀和)
第五章 ろくろ首は笑う(広坂朋信)
〈コラム3〉福岡の首の怪――蓮池の抜け首(菅部享天楽)
第六章 飛頭蛮からろくろ首へ(三浦達尋)

著者プロフィール

門脇 大  (カドワキ ダイ)  (

神戸大学大学院人文学研究科博士課程修了。専攻は日本近世文学。日本大学准教授。主な著書に『江戸の学問と文藝世界』(共著、森話社)、『俗化する宗教表象と明治時代』(共著、三弥井書店)、『七福神、大集合! 江戸の信仰と文化』(共著、三弥井書店)、『〈江戸怪談を読む〉猫の怪』(共著、白澤社)、『安政コロリ流行記──幕末江戸の感染症と流言』(共著、白澤社)など。

今井 秀和  (イマイ ヒデカズ)  (

共立女子大学准教授。専攻は日本近世文学、民俗学、比較文化論。
著書に『天狗にさらわれた少年 抄訳仙境異聞』『前世の記憶をもつ少年 全訳勝五郎再生記聞』(訳・解説、角川書店)、『異世界と転生の江戸──平田篤胤と松浦静山』(白澤社)。共著に『〈江戸怪談を読む〉皿屋敷』など。共編著に『怪異を歩く』(青弓社)など。

三浦 達尋  (ミウラ タツヒロ)  (

東北大学文学部卒、同大学大学院情報科学研究科博士前期課程修了。
主な論文に、「近世怪異小説における「ろくろ首」の登場─『曾呂利物語』と『諸国百物語』の比較を通して─」(『ナラティヴ・メディア研究』第3号、ナラティヴ・メディア研究会)、共著に『〈江戸怪談を読む〉丹後変化物語と化物屋敷』(白澤社)など。

広坂 朋信  (ヒロサカ トモノブ)  (

東京都生まれ。東洋大学文学部卒。編集者・ライター。
主な著書に、『東京怪談ディテクション』(希林館・絶版)、『〈江戸怪談を読む〉実録四谷怪談』(白澤社)。共著に『怪異の時空1怪異を歩く』(青弓社)など。

阿部 菜々香  (アベ ナナカ)  (解説

中央大学大学院文学研究科国文学専攻博士後期課程所属。専門は日本近代文学。

江藤 学  (エトウ ガク)  (

京都府生まれ。丹波・丹後地域(京都府北部)を中心に妖怪伝承を収集している。ブログ『丹波・丹後の妖怪あつめ』にて同地域の妖怪伝承を紹介中。

菅部 享天楽  (スガベ キョウテンラク)  (

福岡県生まれ。福岡県を中心に妖怪や怪異、伝説を蒐集中。Xにて福岡県の妖怪や怪異、民俗等を紹介する「福岡あやしかもんbot」を管理している。

上記内容は本書刊行時のものです。