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吉原の怪談 髙木 元(著・解説) - 白澤社
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吉原の怪談 (ヨシワラノカイダン)

文芸
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発行:白澤社
四六判
重さ 210g
176ページ
定価 2,000 円+税   2,200 円(税込)
ISBN
978-4-7684-8005-2   COPY
ISBN 13
9784768480052   COPY
ISBN 10h
4-7684-8005-5   COPY
ISBN 10
4768480055   COPY
出版者記号
7684   COPY
Cコード
C0093  
0:一般 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2025年4月
書店発売日
登録日
2025年3月14日
最終更新日
2025年4月7日
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紹介

蔦屋重三郎が、江戸吉原で板元・耕書堂を始めて間もないころ出板した読本『〈青楼奇事〉烟花清談(えんかせいだん)』は、吉原の引手茶屋の亭主、駿河屋市右衛門による吉原遊廓の奇談集である。本書はその中から怪異趣味の強い話を精選して抄録する。あわせて、根岸鎮衛『耳嚢』、太田南畝『半日閑話』等の江戸随筆から吉原遊女にまつわる怪談を紹介。その他、コラムではアニメにもなった『鬼滅の刃〈遊郭編〉』から遊郭の鬼・堕姫についてと、全国500箇所もの遊廓跡を取材した著者による遊廓の怪談についての考察を収録。
妖しくも哀しく怖い街、江戸吉原へ読者を誘う。(発行=白澤社/発売=現代書館)

目次

第一章 『烟花清談』抄  (解題・校注・大意・補説=髙木 元)
〈コラム1〉『鬼滅の刃』の〝吉原怪談〟(植 朗子)
第二章 吉原の奇談と怪談(広坂朋信)
〈コラム2〉隔離された遊女屋と怪談(渡辺 豪)

著者プロフィール

髙木 元  (タカギ ゲン)  (著・解説

千葉大学名誉教授。
著書に、『江戸読本の研究―十九世紀小説様式攷―』(ぺりかん社)、『〈江戸怪異綺想文芸大系 4〉山東京山伝奇小説集』(編共著、国書刊行会)、『〈新日本古典大系 明治編1〉開化風俗誌集』(共著、岩波書店)、『〈叢書江戸文庫25〉中本型読本集』(編著、国書刊行会)、『読本の世界 ―江戸と上方― 』(共著、世界思想社)など。

植 朗子  (ウエ アキコ)  (

四天王寺大学文学部日本学科准教授。
『鬼滅夜話──キャラクター論で読み解く『鬼滅の刃』』(扶桑社)、『キャラクターたちの運命論──『岸辺露伴は動かない』から『鬼滅の刃』まで』(平凡社新書)、『死の神話学(神話叢書)』(共著、晶文社)、『「神話」を近現代に問う(アジア遊学217)』(共著、勉誠出版)など。

渡辺 豪  (ワタナベ ゴウ)  (

遊廓専門出版社「カストリ出版」、吉原遊廓跡に開いた遊廓専門書店「カストリ書房」代表。全国500箇所以上の色街を取材・撮影、遊廓関連の稀覯本を復刻する。
著書に、『遊廓』とんぼの本(新潮社)、『赤線本』(監修、イースト・プレス)、『戦後のあだ花 カストリ雑誌』(三才ブックス)など。

広坂 朋信  (ヒロサカ トモノブ)  (

編集者・ライター。
主な著書に、『東京怪談ディテクション』(希林館・絶版)、『〈江戸怪談を読む〉実録四谷怪談』(白澤社)。共著に『怪異の時空1怪異を歩く』(青弓社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。