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愛の労働あるいは依存とケアの正義論 新装版
新装版
発行:白澤社
四六判
縦188mm
横128mm
厚さ25mm
重さ 400g
384ページ
定価
3,900円+税
- 初版年月日
- 2023年5月
- 書店発売日
- 2023年5月24日
- 登録日
- 2023年4月24日
- 最終更新日
- 2023年5月15日
紹介
子育て、障碍者介助、病人や高齢者介護など、主に女性たちが担ってきた依存者へのケア労働は、これまで平等や自由の構想の外に置かれてきた。
重い知的障碍を持つ娘との生活を送ってきた哲学者キテイが、女性たちの経験を包摂する真の男女平等はいかに実現されるかを問い、ケアを受けること/与えることを社会の核としてとらえ新たな平等の地平を切り拓くケア倫理の名著、邦訳新装版。
目次
第Ⅰ部 愛の労働──依存は何を要請しているのか
第1章 依存と平等の関係
第2章 脆弱性と依存関係の道徳
第Ⅱ部 政治的リベラリズムと人間の依存
第3章 平等の前提
第4章 社会的協働の恩恵と負担
第Ⅲ部 みな誰かお母さんの子どもである
第5章 政策とケアの公的倫理
第6章 「私のやり方じゃなくて、あなたのやり方でやればいい。セーシャ。ゆっくりとね。」──個人的な語り
第7章 違いのある子どもへの母的思考
- 旧版ISBN
-
9784768479353
上記内容は本書刊行時のものです。