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事実婚と夫婦別姓の社会学 阪井 裕一郎(著/文) - 白澤社
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事実婚と夫婦別姓の社会学 (ジジツコントフウフベッセイノシャカイガク)

社会科学
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発行:白澤社
四六判
192ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-7684-7986-5   COPY
ISBN 13
9784768479865   COPY
ISBN 10h
4-7684-7986-3   COPY
ISBN 10
4768479863   COPY
出版者記号
7684   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年5月31日
書店発売日
登録日
2021年5月11日
最終更新日
2021年5月22日
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紹介

日本では法律婚での同姓が定められているため、別姓を望む場合は「事実婚」にならざるを得ない。
本書では、これまでの日本社会における事実婚と夫婦別姓をめぐる議論の枠組を分析し、「姓」の歴史や子どもの姓の問題、リベラルvs.保守などの二項対立の議論のもつれをほぐし、真に問うべき問題とは何なのかを提示する。さらに、事実婚当事者へのインタビューを通して家族規範や「結婚」制度などそれぞれの夫婦が抱える問題がいかに多様であるかを浮き彫りにする。
再び注目度が高まっている「夫婦別姓」の議論を整理するとともに、価値の多様性に家族のありかたを拓く最新の「夫婦別姓」入門書。

目次

第1章 「事実婚」問題の歴史的変遷
第2章 「夫婦別姓」を語る視座──対立軸を整理する
第3章 多様な事実婚のすがた──事例紹介
第4章 事実婚カップルにとって「結婚」とは何か──結婚をめぐる差異化と同一化
終 章 家族の多様化を考える──家族概念の再考へ

著者プロフィール

阪井 裕一郎  (サカイ ユウイチロウ)  (著/文

1981年、愛知県生まれ。福岡県立大学人間社会学部専任講師。慶應義塾大学大学院社会学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(社会学)。専門は家族社会学。
主な著書に、『社会学と社会システム』(共著、ミネルヴァ書房)、『入門家族社会学』(共著、新泉社)、『境界を生きるシングルたち』(共著、人文書院)など。翻訳書に、エリザベス・ブレイク著『最小の結婚』(共訳、白澤社)。論文に、「家族の民主化」『社会学評論』249号、「明治期『媒酌結婚』の制度化過程」『ソシオロジ』166号など。

上記内容は本書刊行時のものです。