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事実婚と夫婦別姓の社会学
発行:白澤社
四六判
192ページ
定価
1,800円+税
- 初版年月日
- 2021年5月31日
- 書店発売日
- 2021年5月31日
- 登録日
- 2021年5月11日
- 最終更新日
- 2021年5月22日
紹介
日本では法律婚での同姓が定められているため、別姓を望む場合は「事実婚」にならざるを得ない。
本書では、これまでの日本社会における事実婚と夫婦別姓をめぐる議論の枠組を分析し、「姓」の歴史や子どもの姓の問題、リベラルvs.保守などの二項対立の議論のもつれをほぐし、真に問うべき問題とは何なのかを提示する。さらに、事実婚当事者へのインタビューを通して家族規範や「結婚」制度などそれぞれの夫婦が抱える問題がいかに多様であるかを浮き彫りにする。
再び注目度が高まっている「夫婦別姓」の議論を整理するとともに、価値の多様性に家族のありかたを拓く最新の「夫婦別姓」入門書。
目次
第1章 「事実婚」問題の歴史的変遷
第2章 「夫婦別姓」を語る視座──対立軸を整理する
第3章 多様な事実婚のすがた──事例紹介
第4章 事実婚カップルにとって「結婚」とは何か──結婚をめぐる差異化と同一化
終 章 家族の多様化を考える──家族概念の再考へ
上記内容は本書刊行時のものです。